フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~

  • 大和書房
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感想 : 858
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479782995

作品紹介・あらすじ

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~という本は、南カリフォルニアで育った著者が、由緒正しいフランス貴族の家にホームステイし、その家で暮らすマダム・シックやムッシュー・シック、そして他のフランス人の人々を通して、美しく心豊かな暮らしやおしゃれなどを提案している本です。

感想・レビュー・書評

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  • 2・3回目の読了でした。
    服を減らしたいと思って改めて読みました。
    ずいぶん前に読んだ前回の印象より、服以外の生活についても描かれていたんだなと思いました。
    服だけじゃなくてもう少しでも丁寧な暮らしがしたいと思いました。
    一人でできることじゃないことももちろん多いと思うけど自分の部屋のなかがもう少しシックになるように意識から変えたい

  • つい先日、【ミニマルに暮らす】なる本を読んだばかりなのに。
    私ってよっぱどゴチャゴチャした暮らしをしているのか~(笑)
    そんなことはない!と言い返せないところが悲しい…

    フランス人が10着で暮らすって本当なの?
    なんて、ちょっぴり疑いつつ読み始めました。

    アメリカ人の著者がホームステイしたフランス人宅での経験を書いている。
    そこにかかれたフランス人のシックな暮らしは、確かに魅力的!

    服がぎゅうぎゅうに詰まったクローゼットの前で「着る服がない」
    はい!私のことです!

    服を10着にするには、「自分のスタイルのテーマ」が不可欠なのだが…
    私はここがとてもあやふや。
    だから、一度も袖を通したことのない服があるのか…?
    似合う服が年とともに変わる!
    これは、最近、ひしひしと感じていること。

    「特別な時」
    これは、とてもやっかい。
    それってどんな時?それはいつ?
    何時訪れるかもわからない、何度あるかわからない特別な日のための服、食器等々。

    ”生活をなるべくシンプルにして、毎日の暮らしにささやかな喜びをみつける”
    それはそうなのだけどなぁ…
    なかなか難しいのよねぇ…

    • azu-azumyさん
      うさこさん、こんにちは~♪

      きゃっ!
      うさこさん、私とそっくりなのね~(笑)
      友だち発見!!

      片付けたい!
      すっきり暮ら...
      うさこさん、こんにちは~♪

      きゃっ!
      うさこさん、私とそっくりなのね~(笑)
      友だち発見!!

      片付けたい!
      すっきり暮らしたい!
      そんな気持ちはいつもあるんだけど、私はなかなか行動が伴わなくて…
      で、何を血迷ったのか、収納家具を先に買ってしまったり…(^_^;)

      うさこさん、私たち、明日から自称フランス人にならない?
      そしたら、10着で暮らせるようになるかも~
      って、それはないかぁ~(笑)
      2016/05/29
    • 杜のうさこさん
      azumyさ~ん、こんばんは~^^

      あはは~そうだね、それがいいかも~~♪
      azuちゃん&うさこ。
      自称フランス人。
      『これでよ...
      azumyさ~ん、こんばんは~^^

      あはは~そうだね、それがいいかも~~♪
      azuちゃん&うさこ。
      自称フランス人。
      『これでよろしくて?同好会』会員。(笑)
      目標・ぎゅーぎゅーじゃない、風通しのいいクローゼット。
      (ここですでに10着はあきらめている。笑)
      これでいこう~!
      2016/05/30
    • azu-azumyさん
      うさこさ~ん、おはようございます♪

      おっ!
      自称フランス人、やっちゃいます~?
      ほんでもって、『これでよろしくて?同好会』も~
      ...
      うさこさ~ん、おはようございます♪

      おっ!
      自称フランス人、やっちゃいます~?
      ほんでもって、『これでよろしくて?同好会』も~
      会員数2名の弱小同好会ですが~
      風通しの良いクローゼット目指して
      エイ、エイ、オ~!!
      (って、今時はこんなこと言わないのよね、きっと…(笑)
      2016/06/01
  • キャッチーなタイトルが気になって、出たばかりのとき、ちょっと本屋で立ち読み。
    服のことだけじゃないんですね~改めて、図書館で借りました☆

    カリフォルニアで、カジュアルな服を大量に買い、とっかえひっかえしていた著者。
    2001年に交換留学生として、フランスへ。
    貴族のお家に半年滞在したときに、衝撃を受けたんですね。
    クローゼットがとても小さくて、大きなスーツケースで持って行った服が入りきらない。
    ご家族は皆、その小さなクローゼットで半年持たせているという。
    そのシーズンに着る主なブラウス、スカート、パンツ、カーデなどを決めておくということ。
    (コートやドレスなどは別、さらにTシャツも別勘定なんですけどね)

    変化をつけるためだけに、あまり似合わないものを買ったりしない。
    選び抜いた上質なものを少しだけ持ち、手入れして、丁寧に使う。
    家でも身奇麗にしている。
    大事なものをしまいこまず、日常的に使う。

    10着というのは原題にはなく、マダム・シックという仮名のそこの奥様の暮らしぶりを参考にするという内容。
    奥様は、ほとんど毎食、フルコースを手作り。
    バターも砂糖も使った本物の料理で満足感たっぷり。
    買ってきたものを出す場合でも、綺麗なお皿に入れて、家族みんなで優雅にいただく。
    3食デザートつきで、そのかわり間食はしない。
    基本に忠実とでもいうのか、毎日を丁寧に、充実した幸福な生活になっているんですね。

    アメリカでは、ポテトチップスなどをだらだら食べるのは普通のこと。
    食事のときも、「これ美味しいけどカロリーが高いのよね」みたいな話が良く出て、文句を言いつつ食べて太っている対照的なありようが‥確かに幸福感には影響するかも(笑)

    マダム・シックほどには出来ないけど、カリフォルニア・ガールほどでもないかなぁ?
    考え方としては刺激になり、面白い読み物でした。
    服の数はライフスタイルにもよるので、若い頃はこれぐらい少ないスタートだったかも‥
    大人で、私服で通勤する人は10着じゃ無理ですよね!
    などと、ちょっと抵抗しつつ(笑)

  • なんとなく過ぎていく日常を変えたいと思っている人や、価値観の幅を広げたい人におすすめします。

    ちょうど「日常を大切に生きていきたい」と考えていたとき、読み始めた一冊でした。

    朝起きてから夜眠るまで、気づいたら1日が終わって週末だった。
    …何したんだっけ?
    それを繰り返しているうちに1年経っていた。

    そんな日々を送りそうな不安がありました。

    この本を読むと、毎日を大切にするために、何を意識したらよいのかを学べます。

    中でも、片付けの大切さやお金の使い方については勉強になりました。

    実践してみると価値観に変化が起きると思うので、出来ることから少しずつ取り入れてみるのがおすすめです。

  • 物で溢れかえっている自分自身と何となくで出来上がった身の回りのものを見直そうと思うきっかけになった。
    なんとなくお高く染まった貴族層の人たちの話かとおもっていたけとあ、質の高い暮らしが自分自身を深みのある女性にすることができるんじゃないかと感じた。

    一部作者の主観が先行してるところも多かった。
    フランス人の友達はいるが、全員が全員そうではない。

    ワードローブとみだしなみ、食事に関する内容、
    質の良さにこだわるは共感できる部分も多かった

    自分の買いたいものを厳選する
    しっかりも吟味した上で買う
    今来ている服は自分の気持ちを高めてくれるものか

  • 人生が変わる本に出逢えた。
    この本に出会って心と生活が整った。
    自分と身の回りのものを大切にしようと思える。
    周りに流されて「何となく」で物を買うのをやめて、少しだけ自分らしさとこだわりを持つ。
    良い物を大切に丁寧に…。
    それだけで生活が豊かになる。
    そう教えてくれた本。

  • フランス人の暮らしは知らないことばかりなので、読んでいてとても興味深いです。
    毎日の暮らしを振り返って、私も日常の中に喜びや楽しみを見つけていこうと思いました。
    著者がフランスで感じた事やマダム・シックから学んだことは、私にとっても大きな気づきになりました。
    今回読むのは2回目ですが、また読み返して自分の暮らしも見直していこうと思います。

  • アメリカ人が書いたフランスの暮らしの本。
    参考になりそうなところだけパラパラと読みました。

    洋服を含めた「物との向き合い方」は参考にしたいです。
    自分に合った、質の良い物を吟味して所有する。家の中でも身だしなみや周りのものを整えて、規律をもとに生活する。「丁寧に暮らす」というよりは「キチンと暮らす」といった感じ。日本も昔はこんなふうに暮らしていたんじゃないかな〜(パーティとかはしなかっただろうけど)。

  • タイトル通りなのではなく、フランスの方は服や時間を大切に考えているエピソードか満載。自分を大切にしている、似合うものに素直。私も自分を大切にして、客観的に自分を評価したいと思いました。続編があるようでいつか読みたい。

  • アメリカからフランスに留学し、貴族の末裔の家庭にホームステイした著者が感じ取った「生活の質を高める秘訣」が書かれた本。
    ファッションに留まらず、メイク、食事、インテリア、片付けのコツ、日常に取り入れる運動、教養の身に着け方など、生活全般について述べられている。

    物欲や怠惰な心に振り回されず、シンプルで質の良い暮らし方をしたいと思っていた私にはとても参考になったし、知っていたけれど実行は出来てなかったこともやっていこうという気持ちになった。
    さっそく取り入れられることから取り入れている。
    心がけていてもついぶれてしまう時もあるだろうけど、そんな時には読み返したい。

    筆者が自分が出来ていなかったこともユーモアを交えながらオープンに語ってくれているので、馴染みやすかった。

    目次が端的に一言で書かれているので、興味のある方はまず目次を見てみるといいかもしれません。

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