- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479783206
作品紹介・あらすじ
「つい食べてしまう」のはあなたの意志が弱いから、ではありません。知らずに口にしている食品が味覚を狂わせ、食欲を刺激しているかもしれない-好きなものを好きなだけ食べても太らない、一生もののダイエット。
感想・レビュー・書評
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やせられる、というタイトルに惹かれて安易な気持ちで手に取りましたが、読み進める度に気づかされることがあり、最後まで興味深く読めました。
栄養バランスについては関心を持っていましたが、味覚という観点には考えが至っていなかったので、目から鱗状態でした。
最近、料理する際にしょっぱく感じることがあり、病気かとも疑ったりしましたが、ダイエットと健康の為に自分なりに食事について気をつけていた成果が味覚という形で現れたのかもしれないと、この本で漸く気づかされました(笑)
思い返せば、あれだけ頻繁に食べていたチョコレート菓子がやたらと甘く感じて食べる気がおきなくなったのはこの為だったのか…
味覚テストはちょっと前の自分だったら間違いなくアウトだっただろうし、味覚を整えるステップ上級レベルにはまだまだなので、そこを目指せるように頑張りたいです。
とりあえず、まずは家の調味料がバーチャル食品ばかりという事実を知れたので、ぜひ本物の味を味わいたいなと思います。
ダイエット中の方だけでなく、食に興味を持つ様々な人におすすめしたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食べ物に対する考え方を学ぶことができました。わかったようでわかってなかったこと、理解したつもりになっていることを改めて学ぶことができました。
自分の体は自分の食べたもので作られている、食べるものはコントロールできる。と言うことを意識してこれから食事をしていこうと思います。 -
ダイエットの方法論ではなく、人体に必要な栄養素をしっかりと摂ることが大切である、とのことだ。
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取り入れやすい食生活改善の考え方やダイエットするときになぜ食生活改善、質の見直しをすることが重要なのかがしっかり説明されている良本。
栄養学関係の本を読み始めて知識が増えてきたが、全部のページに学びがあるなと思う。
後半の方に出てきた 自分の食習慣を人のせいにしない という言葉は凄く響く。
食べ物の力って凄いんだなと改めて教えてもらえる本でした。
今までダイエットの方法がわからなく途中で挫折することも多かったけど、食生活を正すことが一番効果的だと実感している。 -
この本を読んでもっと丁寧に食事をしたいと思いました。
自分が栄養不足のカロリー過多に陥って味覚が狂っている事にも気付けました。できることから始めたいです。また他にも食事や栄養に関する本を読んで知識を増やしていこうとおもいます。 -
◆3 日本人の思考は糖質に偏っている
・糖質を摂らなくても人は死なない
糖質は不足すれば体内で合成
・糖質は腸内の悪玉菌のえさ
・一日分の糖質をこぶし3個に抑える
・果物に含まれる果糖は脂肪肝の原因
果物は血糖値をあげずインスリンの影響も受けず肝臓で脂肪に変わる
消費できなければ脂肪肝の原因へ
・はちみつもシミ・シワの原因へ
果糖は体の糖化を促進
糖は血管にもダメージ、動脈硬化の原因へ
果糖はブドウ糖の10倍Agesを作りやすい
・飲むなら焼酎・ウイスキー
アルコールの分解は肝臓に負担をかけ、その分解にビタミンやミネラルを消費
◆4 間違った食の知識に惑わされない
・豆乳はヘルシーか
反栄養素といわれる成分もあるのでたくさん飲むのは避けたほうがよい
◆5 食事で味覚を整える
・一日一回魚を食べる
・青魚ならタンパク質と
EPA→血管の細胞に取り込まれ血圧を下げたり血管の内腔が狭くなって詰まりやすくなる動脈硬化にブレーキ
DHA→血液中の過剰な中性脂肪と悪玉コレステロールの値を下げる
が摂れる
・なぜ青魚を食べるとやせられるのか
青魚やマグロのオメガ3脂肪酸と必須アミノ酸を増やすと炎症反応が抑えられレプチンの効き目がよくなり食欲がセーブされる -
これだけ選択肢の増えた現代でも、「食事改善って、何を食べたらいいの!」と悩むことがあった。しかし、栄養のことを考え、何を食べたらいいのか調べると、むしろ自由になったようにも思う。油を取りすぎてしまうと煙たがっていたナッツ類が悪者ではないということがわかったり。なんとなーく健康に良さそう、太らなそうという理由でクリーム玄米ブランを買い置きしていた自分には戻らなくてすみそうだ。
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凄く良い本だった。
この人の人間性も反映されているからなのだろうか。原点に帰らされた思い。
著者の主張は
「身体に良い物をバランス良く食べる」
これは誰もが知ってる当たり前のことかもしれないけど、これがやはり一番なのだと気付かされました。
糖質やトランス脂肪酸やオメガ6過多が身体にどう悪いのかも伝えてくれていて「今の栄養学」をしっかりと盛り込みながら説明してくれています。
そしてこの本の肝でもある「味覚を変えられる」という主張に目を見開かさせられました。
味覚っていつも自分が食べている物にどんどん偏っていく傾向にあって、ジャンクフードを食べている生活をしてると健康食をあまり美味しく感じなくなるし、健康食を食べていると健康食を美味しく感じるけど、ジャンクフードを欲さなくなる。
つまり強制的にでも健康食を食べる生活にしていけば味覚を正常にすることができ、健康体になることが出来るということです。
味覚を正常に戻し、自分の美味しいと思える物をふんだんに食べながら健康になっていく。
乱れた食生活を一掃し、根本治療をするのに最適な本だと思ったのでブログに書きました。 -
果糖ブドウ糖液糖
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書いてあることは最新の栄養学でごもっとも。
一冊手元に置いておきたい。
脂質×糖質の過多はダメですね。
タンパク質を摂取しましょう。