「持たない!」生き方―気楽でシンプルな人生のススメ

著者 :
  • 大和書房
3.08
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本棚登録 : 54
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479791386

感想・レビュー・書評

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  •  年配者(退職された方)を主にターゲットにした本。
    #そのせいか文字も大きく読み易い。
    しかしながらそうでない世代でも参考になる。
    著者(元医師)の経験のみならず患者から知見を得ているので、
    文章の内容の確度は高いと感じた。
     基本的に持たないことで身軽になれ。ということ。
    著者が男性なので男性からの視点。
    退職後、肩書きがなくなることの喪失感が大きいのは僕にはまだ理解できない。
    ただ趣味を見つけておくことは大事であると感じた。
    また、持ち家を持たない。というのは共感できるが、
    将来的に住処の不安があるのはそれはそれでストレスだと思う。
    ローンは銀行を肥やすだけであるという意見は面白い。
    #日本の持ち家信仰と銀行の作戦が結びついているのだろうか…

  •  1952年生まれ米山公啓氏の「持たない!生き方」(2005.11)を再読しました。持たないモノ5つの章だてです。大きな家、健康神話、肩書き、孤独な時間、余分な金・・・を持たないと。都会に住むか田舎に住むかは大きな選択ですね。食べられないストレスは大きいので、好きなものを楽しく食べるのはいいですねw。ただ、塩っ気をとったらカリウム(こんぶ、わかめ、大豆、カリフラワーなど)を!近くの開業医、歯科医、長い良きつきあいを!苦手なことは脳にいいそうです。余分なモノは捨てて、身軽でシンプルな生き方ができるといいですね。
     
     米山公啓 著「持たない!生き方」、2005.12発行、再読です。私なりに2つに整理しました。★頭と体に関すること: ①脳を元気にするには歩くことと苦手なことをすること ②歩くことは最強の健康法(健康であることは歩けること)③老後は骨が大切 ④こまめに体を動かす ⑤人にまかせない生き方 ⑥好きなものを楽しく食べる。★心に関すること: ①社会とつながる ②新しい情報に好奇心を ③インターネットで世界を広げる ④ケーブルTVを楽しむ ⑤愛情を注ぐ ⑥友人に会っておく。
     ①脳を元気にする方法:それには、まず歩くこと。歩くことは太い筋肉を使うので、その筋肉を動かすために脳から指令が。すると、脳の血液の流れがよくなり、脳は元気になる ②歩くことは、脳の活性化だけでなく、生活習慣病の予防をはじめ、最強の健康法。「健康であること」は「歩けること」 ③老後は「骨」が大切。歩く時、骨に十分に体重をかけて歩くと、骨を強くすることができる。そして、カルシウムとビタミンDを摂ること。米山公啓「持たない!生き方」気楽でシンプルな人生のススメ」、2005.11発行、再読。
     

  • 第二の人生を、持たずに生きる
    身軽に挑戦して生きたいな

  • 今をイキイキと楽しむのは大事だよね。恋愛が科学的にドーパミンが出ていい話はおもろかった。芸術とか創造的な趣味が欲しいもんです。ただ肩書きのない名刺とか言いつつ本の表紙に医学博士ってのがね。

  • 定年後のおじさま向きです。きっと そんな人には役立つ気がします。

  • 『持たない贅沢』に続き、似たようなタイトルの本を読んでみました。
    重なっている話題もありますが、先の本は、ビジネスコンサルタント、この本は医学博士が書いたものなので、前者は哲学的、こちらは実際的な論の展開になっています。

    どちらの本でも「持家にこだわらない」「ローンは組まない」ということがまず第一に書かれてありました。
    またこの本では、「教わるより、学びとる」という考えが印象的。
    ほかには、「生きているうちに持ち金は使いきり、財産を残さない」、なども書かれていました。
    つまり、あまり執着する、あとに残るものを作らないべきだということなのでしょう。

    エッと思った点もありました。
    「開業医の知り合いを作る」というところでは、医者に遠慮しないで言いたいことを話すためにも、お中元、お歳暮などで感謝の気持ちを伝え、距離を縮める、と書かれていて、(なんだかあけすけだなあ)と思いました。
    講演会などで言う場合には、ニュアンス次第ですんなり伝わると思いますが、こういうことを本にまで書いてしまうのは、如何なものかと思いました。

    さらに、クルージングでの世界一周を随所で勧めているところには、(ちょっとついて行けない)と思いました。

    それでも、「糖尿病の心配をするなら、砂糖を控えるより高カロリー食品を押さえ、植物繊維を摂取すること」など、医学的知識も紹介されており、ためになりました。

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著者プロフィール

聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。『脳が若返る30の方法』(中経出版)などのベストセラーをはじめ、著作は280 冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。

「2022年 『脳がみるみる若返るぬり絵 花といきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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