やりがい論―「自分探し症候群」から抜け出すために

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792208

感想・レビュー・書評

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  • 図書館

  • 大部分の人思い込んで前に進む
    知らないと言えるのは若いうちだけ
    時間をかければ錆びにくい or 広く浅くつまみ食い
    最初から個性は出来ない トップの真似をする
    性格は変えなくていい行動はいつでも変えられる
    変えられることと変えられないことを区別する 自力本願
    数をこなす ー 成功する

  • /////初めて読んだのは学部1か2か3年のときだったけど、結構この本に救われた部分があったと思う。

    今の若者が就職を重たく考えすぎるのは、キャリア教育の影響だと思いますよ。今は仕事によって自己実現を果たすことが重要だって学校で刷り込まれていますからね。単調な、自分を活かせない仕事を押し付けられると不安に為るんだと思います。
    最初から、キャリアが「明確になっている人」など、実は非常に少ないのです。もちろん、医者や弁護士のように、資格と仕事が直結しているケースはあります(それでも、あえて他の道を進む人がいますが)。しかし、大部分の人は、「自分はこの仕事をやりたい」と自分自身に思い込ませることで、右か左かの道を選び、とにかく前に進むのです。大切なことは立ち止まってしまわないことです。ある程度の方向性が決まったら、まず進むことです。
    いま取り組んでいる仕事の延長線上や、その先の分岐点のさらに向こうに、あなたが本当にやりたい仕事が待っている可能性だって大いにあります。もしかしたら取引先に偶然の仕事があることだって十分考えられます。人生は偶然が左右するし、偶然だからこそ人生なのです。予定調和に進んでいく人生が面白いはずがありません。そんな風に考えられないでしょうか。

    「やりたいこと」が分からなければ、まず「やれること」「やるべきこと」に一所懸命になってみませんか。そのうちきっと、「やりたいこと」が見えてきますから。
    やりたいことが最初からやれている人など、いない

    サラリーマンとしての美学という意味で、私が理想とする生き方は、「いつでもやめられる存在になって、そかし、今いる場所で死に物狂いで働く」というものです。そうすれば、その場所(会社)にしがみつくために、失敗を恐れて新しいことにチャレンジしなくなるという悪しきサラリーマン的な処世をしなくて済むからです。

    自分を変えるためにその変化のきっかけをも自分で作ってしまえという考え方です。自分は「探す」ものではなく、「作る」ものであり、その過程で「出会う」者だと言いましたが、探すべきものは、「自分」ではなく「きっかけ」なのかもしれません。そのきっかけがきっと変化を起こし、未来のあなたを作ってくれるのです。

    自力では買えることが難しいもの(個の場合、「他人」であり「受注件数」)に一喜一憂するより、自力で返る事の出来るもの(個の場合、「自分」であり「訪問件数」)に目標を置いて行動するという考え方に、私は思わず膝を打ったものです。

  • 仕事の報酬は仕事。
    仕事はいい結果を出せば、必ず次の仕事が来る。
    やるべきは考えながらでも、前に進むことであり、動くこと。
    その仕事をやらせてほしいと手を挙げた瞬間で大きく変わる。
    人生はいつでも逆転可能なのだ。だからこそ人生なんどあ。
    変化に挑戦する、変化を受け入れる、変化をキャッチする、変化を恐れない人がそれなりのおのを手に入れている。
    どんな道を辿っても、最後に山頂にたどり着けばいい。だから今踏み出そうとしているその一歩を大切にする。

  • サラサラと。行動に重きを置いた本でした。

  • 当たり前のことが並んでいるが、それが整理されている本。20台にこれを読んでいれば(^_^;)

  • 元リクルート編集長であり、その他色々なキャリアを積んだ田中氏の著作。誰にでも当てはまるような、仕事に関しての悩み(特に若い世代)に対してのアドバイス集といった作り。働く上で肝心なことが、たくさん書いてあるが、これと言って目新しいことはなかった。あと、氏のように恵まれたキャリアを誰でも歩める訳では当然なく、どうも自慢話ばかりに聞こえてしまった。

  • 代替材のない人材になる。

  • 「結果を残している人のやり方をまねるのは、理に適っている」
    自分自身も、まずできる人のやり方を観察して、その人の真似から始めたいです。

    「性格は変えられないが、行動は今すぐ変えられる」
    引っ込み思案で人見知りな自分にとって、この言葉は非常に勇気を
    与えてくれました。
    今まで自分の性格に対してコンプレックスを持っていて、ずっと性格を変えたいと思っていました。
    しかし、自分の性格を肯定したうえで、望ましいと思う行動を意識して行なうというこの方法なら、
    性格を変えようと思うときよりも楽な気持ちで、自分を変えていけると思いました。

  • ん?
    おもしろいのか、これ?

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著者プロフィール

(たなか かずひこ)日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科(通信教育)准教授。


「2022年 『新版 社会人のための社会福祉士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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