お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792413

感想・レビュー・書評

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  • とっても読みやすいです。

    お金の教養は必須科目です。
    中学2年生の姪っ子にも読ませてます。

  • 「金持ち父さん貧乏父さん」の考え方に共感する泉氏、さらに泉氏の運営するファイナンシャルアカデミーに興味を持った。
    この本ではお金の教養を身に付け、豊かさを得ることを目的に書かれている

    ・高収入を得ている人は、朝早く起きて新聞などで経済の情報を収集し、効率よく仕事をする方法を考え、夜遅くまで勉強をしている
    ・いちど生活の質を上げてしまうとなかなか下げることはできない
    ・収入を「2(貯金):6(生活費):2(自己投資)」に分ける
    ・生涯収入は3億円(内訳は、住宅関連7千万、子ども一人あたり3千万、定年退職時の預貯金・有価証券2千万、所得税など税金で2割で6千万。つまり残りは1億2千万円)
    ・2千万円もする生命保険には本当に入るべきか?(住宅ローンの団信、遺族年金が13~16万支給されることも考慮にいれる)
    ・損害の上限が予測できない自動車保険は対人・対物とも「無制限」に
    ・マイホーム選びは家賃の200倍が目安
    ・20代では年収と同じくらいの純資産、30代では2倍、40代では3倍、50代では5倍を目指す
    ・自分のお金をリスクにさらすことで経済にも興味を持つようになり、お金の流れや世界の天気について真剣に考えるようになる

  • 貯金しようと思いつつ、気づけば今月も使い切ってしまった…。こんな悪循環から抜け出すために必要なのは「ルール」だけ。お金を上手に、使う・貯める・増やす仕組みがあれば、マネープランは格段にラクになるはず。絶対知っておきたいお金の知性が身につく1冊。

  • 買ったものが、払った額以上の価値がある=投資
    同じ価値がある=消費
    以下の価値しかない=浪費
    このあたりは考え方次第の気がするけど、意識してみよう。

    不動産の価値「東京マンション資産価値予測DATABOOK」山崎隆著
    家賃の200倍以内の物件を買う

    お金の稼ぎ方を学ぶ本著者おすすめ
    ・ドラッカー365の金言 PFドラッカー
    ・思考は現実化する ナポレオンヒル
    ・DenFujitaの商法 藤田田
    ・リクルートのDNA 江副浩正
    ・大きなケーキは人に讓ろう バーバラ・コーラン
    ・金持ち父さんのキャッシュフロークワドランド
      ロバート・キヨサキ
    ・続ける技術 石田淳
    ・熱いビジネスチームを作る4つの技術 鈴木義幸
    ・デッドライン仕事術 吉越浩一郎
    ・仕組み仕事術 泉正人

    フロー収入(労働収入)だけでは危険、ストック収入を作ることが大事。

  • 泉正人氏の「お金」関係の本。おそらくはその中でも、もっとも基礎的なものに位置付けされるであろう本。

    金融・経済の込み入ったことには言及せず、そもそもお金を「使う」「殖やす」「貯める」とはどういうことなのかを説く。
    日本人はお金の話をおおっぴらにすることを忌避する傾向がある…というのは、この頃ではよく知られた話。そのように「お金に執着するのは恥ずべきこと」だとか、あるいは「金融投資はリスキー」「お金は汗水垂らして手にすべきもの」という先入観を捨て、豊かな人生を送る支えとして重要な要素であるお金に、もっときちんと向き合おうという内容。実際、働くためのスキルや健康に関する知恵などと同様、より質の高い人生を送ろうとするならきちんと身につけるべき知識だな、と感じた。
    読書は実践してこそ意味がある、とよく言われるが、まさにこの本に言えることだなと思う。お金に関する正しい知識の入口たるこの本の内容を実践し、健全にお金とつきあっていきたいと思った。

    平易な内容なので、お金について深く考える機会が無かった10代・20代の方に是非お勧めしたい。

  • よく言われることだが保険はマイホームの次に高額な買い物である。これをよく考えなければならない。
    著者の考えるマイホームを買うべきか否かの条件は以下。
    価格は近隣の家賃の200倍以内か?
    30年後の資産価値の高いものを選ぶ。

    普段からお金ののことを考えるようにする。例えば飲食店の粗利等の計算をしてみる。
    これは過去にも読んだことがある。こうしてお金に関する感度を上げる。
    収入には2種類ある。
    フロー収入 毎月働いて得る収入
    ストック収入 労働に関係なく資産から得る収入
    フロー収入だけに頼らずストック収入も得られるようにする。
    比較的容易に読むことが出来、お金について基本的なことを学ぶことが出来る。

  • "一通りのお金に関わるもので、知っておくべきことをまとめたもの。
    とりあえず、何もしていない人が実行すべきことが、かかれている。
    収入のうち、2割を貯蓄、6割を生活費、2割を自己投資というようにルールを決めること。
    家計にも、損益計算書、貸借対照表をつける。
    ストック収入の流れをつくる。

    などなど。
    大きな買い物をするときの助言も、書いておきたい。
    住宅などを購入するときの参考になる。30年後の資産価値を想定して30年間で支払うことになる金額と30年後住宅の資産がどうなっているかも考えた上で考えて購入しなさいとある。確かに良い助言。東京都心の住宅は、30年後も資産価値の目減りが小さい。郊外の住宅は販売価格は低いが、30年後の資産価値の目減りが大きい。こうしたことも考慮しろということ。
    でも、やはり資産を持っていないと、当初かかる金額をまかなうことができない。東京都心の住宅を購入するには5000万円以上のお金が必要になるだろう。お金を持っている人ほど、有利に運用できる。まぁそのために、計画を立てなさい。と、本書はいっているのかな?"

  • オーディオブックで読了。
    書いてある内容は

    ・収入以上にお金は使わない
    ・収入の使い途は貯蓄2:生活費6:自己投資2
    ・借金を返すときは兎に角金利が高いものから
    ・マイホームを購入するなら家賃相場の200倍位内を目処に
    ・マイホームを購入するときは30年後の資産価値を考える
    ・家計の貸借対照表を作る

    などなど・・知っていることの復習もあれば、知らない事の発見もある良い本だった。書いてある事はかなり真っ当な感じなので、この手の本をはじめて読む人にはかなりお奨め。

    はじめに
    第1章 お金についての考え方
    第2章 お金の貯め方
    第3章 お金の使い方<小さなお金編>
    第3章 お金の使い方<大きなお金編>
    第4章 お金の稼ぎ方
    第5章 お金の増やし方
    第6章 お金の維持管理
    第7章 お金を与えること
    おわりに

  • お金のため方、稼ぎ方、増やし方などの基本的な考え方を教えてくれた。他の泉さんの本と内容はほぼ同じ。ファイナンシャルアカデミーの無料講座とも内容がほぼ同じ。考え方は何年もぶれていないことを感じた。
    最初から最後まで感じたのは、お金とうまく付き合うには、勉強(時間とお金を自己投資)するのが一番効率的で無限の可能性がある、との内容。最初は、ファイナンシャルアカデミー入学を進めているように感じたが、しかしそれでも納得する内容ばかり。
    すんなりと頭に入り、たくさん勉強しよう、と思えた良い一冊でした。お金の勉強を始めようとしてる方には最初に読んでもらいたい一冊。

  • お金の使い方に関する知識を与えてくれた一冊!!

    普段は節約して貯蓄をするように努力しているけど、ぱっと使うときには使ってしまう自分にとって、「大きめの買い物をするときは、時給で何日分か考える」は浪費を減らすきっかけとなりそう。

    また、生涯年収から項目別にかかる費用を考えることができ、目先のお金だけでなく、大きな視野を持ってお金について(資産運用を含む)考えることが大事だと感じた

著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉正人の作品

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