リクルートエージェントNO.1営業ウーマンが教える 社長が欲しい「人財」!
- 大和書房 (2009年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479792536
感想・レビュー・書評
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リクルートエージェントトップセールスが10000人の転職希望者と4500人の人事担当、3000人の経営者と出会って見えてきた転職の真実が記載された本。
・時代や企業の成長ステージによって企業がほしい人材はちがってくる
・実際の転職活動で採用される人・されない人はどんな人か
・自分に合う会社はこんな風にえらびましょう
最後に著者を成長させた経営者からの11の言葉が記されていて
心に響くメッセージが満載でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
求められる人材とは。
常に自分の相場を上げるような働き方を心がけることで、将来の選択肢が広がる。
・誰にも負けない得意分野を作る。
・リスクを予測する習慣をつける。
・プロデューサー型人材を目指す→何らかの専門領域で「エキスパート」である。特定の領域だけでなく、複数の領域についての経験または知識がある。多くの人を巻き込み、経営資源・資産(ヒト・モノ・カネ)のバリューを最大化し、事業を創出・推進できる。
・世の中における自分の価値とは。
・新しい情報に興味を持つ。最新の知識を、習得し続ける。
・未知なる環境への変化を楽しむ。
・自分の理念や目標を持ち、言葉にする。 -
リクルートエージェントの営業ウーマンが採用現場、社会が必要とする人材について書いている。冒頭では「採用に限らず仕事人として全般的な内容を」とか言っているが、ほとんどが面接のテクニックや心構えという内容に。ただ、その内容からちらりと著者の人間観、価値観が見え隠れするので、そこから自分なりのエッセンスを抽出する必要がある。
以下、私なりの気づきのポイント:
・自分が社会に、会社に何を提供できるかを考える。
・やりたい事軸をしっかりさせる。
・自分の理念、目標を言葉にする。
・「仕事を追え。仕事に追われるな。」-ベンジャミンフランクリン
・中国の竹-フランクリンコーヴィ
・習慣化
・価値観を共有できる人間関係を作るのが「仕事」。 -
2017年33冊目
著者のリクルートエージェントの森本さんの講演を聞いたのはほぼ1年前。
その後久しぶりに読んでみました。
本書は人材コンサルティングという仕事を通じて、社長はどんな人材を欲しがるかという視点で始まりますが、後半はどう自分のキャリアを積んでいくべきか。
また仕事だけでなく人生のバランスをどうとっていくかということについても触れられています。
これは、母親としての人生と仕事以外にも自分がやりたいことの3つのバランスを取っている著者ならではの視点。
最後には多くの経営者に触れる仕事生活の中で、自分を成長させた11の言葉があります。
この言葉には私自身もハッとさせられるような言葉ばかり。気持ちが奮い立たせられます。
著者自身が大変前向きな方なので、その言葉により気持ちが上がる一冊でした。 -
大手企業は豪華客船の乗組員。
沈まない、行き先を自分で決められない、船長の顔さえわからない。自分がいなくなったとしても影響はない。
ベンチャーは小さなボート。良くも悪くもスリル満点。顔もよくわかる、自分の立ち位置や役割が明確。 -
パーソナルブランディングと似たような話になるが、自分だけの得意分野をつくることが求められている。
そしていつまでも好奇心を持ち、勉強し続けるような人材。未来に向かって生きる人材が人財として求められている。
・経営層などの高い視点で物事を考えること
・新しい情報に常にアンテナを張ること
・「Can」「Will」「Must」のバランスをとること
(しなければいけないことを確実に遂行した上で+aのできることをして、未来のしたいことにつなげる)
・自分だけの強みをもつ
・今一生懸命になって何か成長する
この他にも就活するならすごく役に立ちそうな具体的な話まであったのでオススメです! -
転職する際には当然押さえておきたいポイント。
・プロデューサー型人材
①何らかの専門領域の「エキスパート」である人
②特定の領域だけでなく、複数の領域についての経験または知識がある人
③多くの人を巻き込み、経営資源・ヒトモノカネのバリューを最大化し、事業を創出・推進できる人
・幹事や運営スタッフを引き受けるのも人脈を広げる手段として使えます。
・信頼とは、自分から一方的に求めるものではありません。まずは相手に信頼してもらう。そのため「頼るより頼られる人材に」「いかにして相手の役に立つかを意識する」
・各種セミナー、講演会、勉強会、飲み会などは積極的に参加しておいたほうがよいでしょう。他社の人間であっても、社内の人間であっても信頼の気づき方は同じ。
・「話していて楽しいか?」は大切。決して相手に合わせに行くということではなく、自分との共通点を見つけるということ。普段から幅広いジャンルに興味をもち、見聞を広げておくこと。
・ただ好きという情熱だけでなく、ビジネスとして客観的に見ることが大切。回り道をしてビジネスの経験を積むことも重要
・「仕事を追え。仕事に追われるな。」ベンジャミン・フランクリン
・お前はどうしたいんだ? -
今一度社会人としての基本を思い返せる本。
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著者が毎日3時起きをして子育てをしながら
高い営業成績をえているとTVで見てから目標として
自分でもできることをやっています。
「○○なら、あいつに任せて大丈夫!」と相手に思われ、
「私はこれをやりたい(=WILL)」と将来を語る。
こんな成長していくビジネスパーソンは
どこにいても、日々の積み重ね次第で変わるのだ
と感じました。
ちょっと日々の生活から変わりたい!と言う方にぜひオススメです。