- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479792697
感想・レビュー・書評
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ライフネット生命保険を立ち上げた人
スロー・イン・ファースト・アウトとは?
最初のうちは頑張りすぎないで、たっぷりと時間をかけ、よく分からなくても、なかなかできなくても気にせず、ゆっくり続ける。そして力を溜めながら準備を整え、ここだ!というところで力を解放し、一気にゴールまで加速しながら突っ走る。
①減速してタイミングを待つ
1-1 構造を「見切る」
1-2 肌感覚を身につける
1-3 助走をとる
②一気に加速する
2-1 一点突破で強みを活かす
③上手に克服するためには
3-1 借りる力を身につける
3-2 直感に従って決断する
3-3 対立する概念を受け入れる
「見切る力は学ぶ力」: ①全体を眺めて重点ポイントを見極める。目次をノートに書き写す。②相手が求めていることに見極めをつける。③見限る。出来ないことはやらない。ただし、全体と細部のバランスが大事。
実は"本質的なこと"は小さくて膨大な数のデータや事実の中に埋もれている。神は細部に宿る。グラフ化でそれを暴き出す。
インプットしたものを自分の血や肉にするには、少し時間をおく必要がある。脳に時間の猶予を与えて知識や思考が定着・整理・熟成されるのを待つ。
他人の力を借りる。
プランド・ハップンスタンス理論
■前提にある考え方
・世の中は不確実性に満ちているので、予測は不可能
・キャリアの8割は偶発的な出会いや出来事に影響を受けている
・偶然の出来事は主体性や努力によってチャンスに変わる
■どんな対策がよいか
・予期しない出来事に出会った時、それをチャンスと捉える
・チャンスに出会ったら自分の力に変換することが大切
・偶然を待つのではなく引き寄せる努力を続ける
■日常的に気をつけておくこと
・日々の仕事で少しづつ実力をアップさせていく
・チャンスを見逃さないようにアンテナを張っておく
・好奇心を持っていろんなチャレンジわする詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大切なのは潜在能力や才能の有無ではない。自分が持っているものをいかに発揮できるか。その癖を知り、自分でコントロールすることが重要。
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わかりやすく
納得感あるストーリーで、
「仕事の仕方」や
「学び方」について書かれていて、
何度も読み直して、身につけたい
特に身につけたい部分を抜粋
⚫︎相手が求めていることを見切る
⚫︎全体と細部、両方を大事にしてバランスよく自分の中で昇華させる
⚫︎頭を使って概略をつかみ、
もっとも大事なことを効率的に抽出さる
⚫︎「ヤダな」と思った原因を考える
⚫︎たいていの場合、物事を一つひとつクリアしていけば、必ずゴールに到達できる。問題は「自分がやる気にならないこと」「集中力を発揮できないこと」
⚫︎対象から離れて助走をとる
⚫︎目の前にあることを、即座に全力でやる
⚫︎「借りる力」を身につける
⚫︎誰かの力を借りるときは、独力で下調べや仮説立てをしておく
⚫︎両極を行ったり来たりする -
言っている事は伊藤真さんと一緒。やはり全体を俯瞰することが大切なのだと思いました。
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「入社一年目の教科書」等の他の本を読んでいれば、特別目新しいことはないかと思いますが、
岩瀬さんでも勉強に苦労するんだなぁ…という点が一番印象に残りましたw
簡単な作業をすぐやるのは本当に大事だなぁと、ある程度社会人経験を積んできた今思います。 -
でたらめにがんばるのではない。
がんばっても何故かうまく行かない人はやっぱり、まだその課題が大きいのかもしれない。本当に出来ることからやる!
このあまり前のことだけど、ボクは目の前の大きさに影響されて、もっと丁寧に問題を分解してなかったようにも思います。
あとは『ジャズ的な職場』という発想が面白いっ♪
不協和音なようで、どこか合ってる。
そう思うと色んなことが楽しめそうです(^-^)/
シンプルだけど面白い一冊です♪ -
この本で言うところの「(全体の)構造を見切る」のは頭が良い人しかできない気がするが、どうなんでしょ。
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非常に合理的な勉強法。
全体をゆっくり撫で、総体を見切り、ポイントを一気に抜く。
自分には「見切り」が足りないと感じた。