母さんのコロッケ ~懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語~

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著者 : 喜多川泰
  • 大和書房 (2011年9月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793298

母さんのコロッケ ~懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語~の感想・レビュー・書評

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  • 人間ひとりが産まれ、生きていくには過去に何千人、何万人の先祖が繋がっている。 10代で1024人、更に30代になると10億人の先祖が必要となってくる。 過去にそれ程の人口がいない状況ではひとがそれぞれ何らかの形で繋がっている。

  • ありがちな設定なのかもしれない。
    でも、そう思っても、胸に迫るものがたくさんあった。
    言い古されたこともたくさんある。
    でも、改めて再確認するいいきっかけにもなった。
    スピリチュアルな香りもする、ちょっと不思議な本でもあった。

  • 昔の人は偉かった
    というだけではなく
    辛い苦労も 家族を守るという
    気持ちをしっかり持ったから
    覚悟をもったから
    というくだりには
    納得しました
    男性のほうが理解しやすい覚悟かな

  •  色々なレビューを見て、評価がかなり高かったので喜多川さん初読。
     正直、小説としては「う~ん。」って感じでした。
     
     会社を辞め塾を経営する秀平は、駅の改札で飴を買い、それを舐めるとなぜか先祖の夢を見る。その度自分の生き方を見つめ直していく。っていうような物語なのだが、最後の頃は、珠玉の名言集かと思ってしまうような素敵な言葉が盛りだくさん出てきて、小説というよりは、人生論のような趣に。

     人生訓として読むには良いかもしれないが、小説としてはイマイチかな。

  • 不思議だけど、必要な時に必要な本が目の前に現れてくる。
    この本も、自分にとって今一番大切な事を教えてくれた。

  • 渡利秀平はノルマに追われる自動車メーカーの営業マンを退職し、思いがあり学習塾を自営することになる。すでに一児の父親だが退職し間もなく妻涼子が長男を妊娠。学習塾の運営は決してうまくはいっていない中、不安ながらも長女寛奈の存在や妻涼子、塾アルバイトの武田顕一の支えで塾を軌道にのせようとする。そんなある日「ルーツキャンディ」を手に入れることになる。このキャンディを舐めて眠りにつくと、秀平の父、母。祖父など近い先祖が夢に出てきて戦中、戦後の混乱の中でのいかにして生き抜き、いまの秀平があるかを物語る。
    一人の子どもが産まれることにはドラマがあり、その親が産まれたときもドラマがあった。子どもを思う親の気持ちはいつの時代も変わらないし、子どもの寝顔やその成長や行動から大人が教わることが多いと改めて考えさせられる。
    ちなみに題名の「母さんのコロッケ」のコロッケにもルーツがあり秀平の母千鶴子の作るコロッケはじゃがいもばかりりでおいしくないが、これも母千鶴子の父の後妻ハツ子が戦後に子育て生活のための副業で営んだコロッケの配達を千鶴子らにお手伝いさせた、そのときの思い出の詰まるコロッケ、ということになる。

  • 子を産み、育て、命のバトンをつなぐとはどういうことなのか。

    今は亡き祖父たちが見せてくれた、家族を守るために命がけで生きていた時代の数々の光景。

    ちょっと不思議なフィクション小説でありながら、僕にとっては最高の育児書です。

  • 脱サラして塾を立ち上げた主人公・秀平。自分の仕事に疑問を抱いていた彼は、子供たちに「挑戦する勇気」を与える塾を作ろうとしていた。だが、思うように生徒は集まらず焦りと不安を感じる日々が続く。そんなある日、たまたま買ったのど飴「ルーツキャンディ」をなめてみると...。子供のときは気づかなかった、親の愛の大きさ。

  • ご先祖様がつないでくれた、この命。幸せというのは、自分の好きな物を手に入れた時に感じるのではなく、人間は誰かから必要とされていると感じて初めてそれを幸せと感じる。
    ご先祖様達が自分の子や孫、その先の子供達によりよい時代をということで築いてくれたこの時代。私達もこの平和で美しく、世界からも愛され、尊敬される国を子孫まできちんと残していかないといけないと思いました。いつまでも平和でありますように。

    最後に、主人公の奥様が女性の鏡ですね!

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