いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~

  • 292人登録
  • 3.64評価
    • (19)
    • (29)
    • (34)
    • (7)
    • (1)
  • 41レビュー
著者 : 鳥原隆志
  • 大和書房 (2012年4月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793434

いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 本書は、読者が「社長」になりかわって登場人物とともに「経営の20の難問」の答えを考えていくという形式になっている画期的な内容になっております。『社長』という仕事の大変さとやりがいを思って読みました。

    献本御礼。

    本書はストーリー仕立てで綴られる『インバスケット・トレーニング』という筆者の紹介するメソッドのテキストであります。ここには社長と従業員の『立場』の違いに始まり、社長という仕事の『やりがい』としんどさということが、前書きから記されてあって、引き込まれるように読んでいきました。

    これは登場人物と一緒に20の案件から自分の判断を仮定して読んでいくのが理想でありますが、正直な話、半分ほどしか、出来ませんでした。自分自身も、『社長』といわれる人間を間近で見ることが出来て、ここに書かれてあることを読んでいくと、『あぁ、こういうことを考えていたのか』という一端は判ったような気がします。

    ここでは架空の話ではありますが、社長候補の求人、から『株式会社りんご飴』という会社の経営を立て直すために主人公の西沢雄二をはじめとする4人の人間が集まり、しかし、面接担当者の社長は姿を見せず、代わりにコンサルタントの野村から、実際に社長のところに挙がっている20の案件をケーススタディとして実際に解決案を4人で出して、徹底的に討論するというものでその展開は凄く新鮮でありました。その内容はというと、

    ◎売上レポートの数字のウラをどう読むか?
    ◎業務提携の提案についてどう考えるか?
    ◎突如辞表をもってきた有力社員にどう対応するか?
    ◎新商品をどう考えて決済するか?
    ◎目前に迫った資金ショートをどう切り抜けるか?
    ◎会議をどう活性化させるか?

    といったもので、実際に会社を経営されている方には『こういうことは日常茶飯事だな』とうなづけるものでありました。登場人物のうち、銀行マンの桑原と公務員の蜂須賀の人物像にはあまり深く関心は持てませんでしたが、ガテン系の会社を経営していたという大友という男の言動を読んでいると『あぁ、確かにこういう人はいるなぁ』ということを読みながら考えておりました。

    しかし、現在の会社経営をする上で、こんなにもカタカナ用語が多いことには少なからず驚きを隠せませんでした…。それは些事ですが、『会社の企業文化は社長が作る』や『悪い報告こそ社長に上がってくるようにする』『会社の存在意義とは?』という、まさに従業員の立場から業務を日々こなしているとまず考えないようなことが次から次へと上がってきて、これが実際の業務では最後は社長が『一人で』決断を下し、それが場合によっては自分はおろか、従業員すらも路頭に迷わせるのだ、という厳然たる事実を改めて思い知らされた気がいたしました。

    面接の最後のほうで、カタストロフィーがあるのですが、具体的なことはここでは差し控えるとして、『会社を愛する情熱』や『作っている製品、もしくはサービスへの自信』そういったものを再確認するという展開には会社はただの『金儲けの道具』ではなく『社会のためにいったい何が出来るか?』という理念がないと人はついてこないし、存続も出来ないのだな、ということをこの本から教わったような気がいたしました。これは特に将来社長になりたいと思うビジネスマンには、ぜひ読んでいただきたいなと思うような本のひとつであると思います。

  • 社長になったつもりで次々に持ち込まれる20の案件を判断処理していく。

    ケーススタディほど重くなく、特別な専門知識もいらず、とはいいながらツボもちゃんと押さえてます(特に案件9や11の考え方はハッとさせられます。)

    ストーリーが昭和のテレビドラマチックなのと表現がくどいのを除けば、さらっと読めて結構楽しめます。

  • インバスケット思考をストーリーを通じて学べる良本。あっと言う間に読めますし、経営思考を学ぶ入門書としてはいいと思います。分かりやすいです。

  • (昇進試験対策)
    タイトルの通り、経営者アセスメント向けの内容。少し定量分析要素も強いのでインバスの練習にはなります。

  • (諸事情で)社長募集の求人に応募した主人公と他3人が、試験を兼ねて社長の実務20問に挑戦していく、というストーリー。
    各問題は企業情報の資料を元にしながら、手元に届いたメモやメールをどのように対応するか、という形式。
    4人の登場人物の回答例もあるので4択として読み進めることも出来ます。が、それらを見ずに自力で解くことで、自分の考えと彼らの考えを照らし合わせることができます。

    突っ込んだ専門知識ではなく、どの企業でも起きうるケース問題が多いです。見えにくい社長の仕事の一部を垣間見るのにオススメ。

  • 社長になんて絶対なりたくないな〜と思った。
    ずっとできる新人ポジションが最高だ‼︎

  • 顧客満足を満たすためには、どのような顧客のニーズを満たそうとしているのかを明確にする
    すべての決断において目的と目標を意識する
    あわよくば社長になりたい程度の考えでいては、絶対に社長になることはない

  • 会社を経営するとはどういうことか?経営は三者三様だ。
    しかしながら、どんな経営者だろうが最終的な、最大の目標は生き残ること。
    理念や理想も無くなってしまったら、どうにもならない。
    この本では指定した時間で、20の経営者として降りかかりそうな問題を解いていく形式となっている。
    もちろん正解が無いが、問題の捉え方、人によって考え方が違うという勉強になったと思う。

  • 株式会社インバスケット研究所 代表取締役の鳥原隆志 氏の著書です。

    インバスケットとは、管理職などの業務遂行能力を図るツールで、あるケースを想定しそれに対する回答を出すという形式になっています。

    本書では、リストラされたサラリーマンが「社長募集」という求人広告である会社へ面談に行きます。
    集まったのは合計4人。
    その4人が次期社長の座をかけて、会社の20の課題に取り組み討議するというストーリーになっています。

    基本的にわかりやすく読みやすいと思います。
    その分、内容は表面的で浅い印象を持ちました。

    経営者的な思考で仕事を考えている人には、既知の基本的な内容なので物足りないと思います。

    逆に経営的な思考をこれから学ぼうと考える人には、入門書として適しています。

  • 経営者視点を身につけるのに、経営の本を読むだけではなく、こういう考え方もあったのか。ロールプレイとして社長の視点に立ってみると、自分には判断の軸も、自信もないことがよく分かった。これは勉強になるな。別に社長にならんでも、普段の仕事の優先度判断にも役立つぞ、これ。

全41件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

鳥原隆志の作品一覧

鳥原隆志の作品ランキング・新刊情報

いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~はこんな本です

ツイートする