スタンフォードの自分を変える教室

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制作 : 神崎 朗子 
  • 大和書房 (2012年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793632

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スタンフォードの自分を変える教室の感想・レビュー・書評

  • とても面白かったです。
    しかも、役に立つ!

    最新の研究の成果を踏まえた大学の公開講座で、数々の賞を受賞しています。
    わかりやすい例を取り上げ、飽きないように面白おかしく、学生達に実験させてその結果を実感させながら進む授業。
    本当は自分も何かテーマを掲げて、3ヶ月ぐらい実験しながら、読むほうがいいのでしょうね。

    脳の働きとは。
    ストレスがかかると判断力が落ちる、その理由とは。
    命の危険があるような場合、善悪の判断や慎重さは邪魔で、目の前にあるものをとにかく食べる、人を押しのけてでも先に逃げる方が大事だからだそう。
    現代ではそこまでの危機はそうはないのだが、何万年も前からの脳の働きはそうなっている。

    何かを食べないというダイエット法は、まず失敗する。
    なぜかというと、脳にはその食べ物が危険だということが刷り込まれ、ことあるごとに「あれがありますよ!」と教えてくれる。
    これは事実を単に記憶している脳の部分の働き。
    判断する能力は脳のまた別な部分で、こちらは常時、抑止力を保っているわけではないのだ‥

    ダイエット中に、我慢したご褒美にお菓子を食べたりしては失敗する。
    お菓子を食べるほうが喜びになり、節食は苦痛になってしまうから。
    痩せた結果、綺麗になりスマートな服を着られる、本来の目的のほうに繰り返し意識を戻していくと成功する。

    苦手なことが出来てしまった場合。
    脳はさらに逃げたがり、苦手意識が強くなっていく。
    好きなイメージと関連付けて塗り替えていくと、可能になっていく場合があるという。

    意志力には限界があり、使うたびに減っていく。
    だが意外に簡単に意志力を強くする方法があるんです。
    深呼吸や瞑想、散歩、庭仕事、軽い運動など。
    なぜどんなふうに、かは読んでみてください。

    ダイエットのことばかり書かれた本ではないんですが~
    ちょっと、読んでから時間がたってしまったので、すぐ思い出せることを書くと、こんなことばかりに‥(苦笑)

    説得力のある展開で、もっといろいろなジャンルの問題について、詳しく書かれていますよ。
    持っていて損はないと思う。
    成功したい課題があるときなど、折りにふれて読み返したいと思います。

  • 意志力の鍛え方が、具体的にわかりやすく解説されている実践的な本です。

    意志力を強くするためには、罪悪感や自己批判ではなく、自分に対する思いやりと、自分の心と体の反応を科学的な目で観察することが必要です。
    行動をコントロールする方法で、瞑想、運動、睡眠は参考になりました。

    「決心するだけ」を楽しんでいる「いつわりの希望シンドローム」に関しては、胸に刺さるものがありました。

  • 意志力を科学的に説明している本。
    意志力が強い(注意力や感情や行動を上手くコントロール出来る)人は、健康でパートナーとの関係も良好で、出世して、逆境にも負けず、寿命も長い。


    脳は繰り返しトレーニングすることで、それが容易になっていく。毎日数学をすれば数学に強い脳になる。心配事が多ければ、心配しやすい脳になる。

    意志力を強くするには、瞑想、ストレスを減らすための運動(グリーンエクササイズ推奨)、6時間以上の睡眠、体に良い食べ物(なるべく加工されてないもの、お菓子の代わりにはナッツや豆など)、友人や家族とかけがえのない時間を過ごす、信仰の集まりに参加する、などがいい。(これらは真にストレスを解消するのにも役立つ。) 人は気が散っていたり、疲れがたまると意志力が低下する。
    もし、やる力のチャレンジに取り組む時間やエネルギーがないと感じたら、自分にとって最もエネルギーが溢れる時間に設定する。

    自分が選択した瞬間を振り返って自分の気持ちを理解する。成功した後のことをイメージし、望む力をつくってモチベーションアップする。

    良いことをした後に、悪いことをしてもいいと思いがちになるので気をつける。(罪のライセンス)
    人生に意義を与える本当の報酬と、まやかしの報酬を見分ける。

    落ち込むと誘惑に負けやすくなるので、恐怖心をあおるテレビには気をつける。自己批判は常にモチベーションの低下や自己コントロールの低下をまねく。反対に、自分への思いやりはやる気や自制心の強化につながる。失敗した自分を許そう。

    決心して満足したままにしない。

    将来の報酬の価値を低く見ないために、将来の自分を想像して今の自分と近づける。将来の自分はいまより意志の強い自分と思ってないか?

    人は他人からの影響を大きくうける。影響を受けないように、一日の始めに自分の目標につあて改めて考える時間をもつ。お手本となる鉄の意志を持つ人のことを考える。認められたい力を発動させる。

    やらない力をやる力に変えてみる。遅刻しない→5分前に待ち合わせ場所につく、一番始めにオフィスにつく、など。

  • 借りたもの。
    “自分を変える”ための前段階を知るための本。それを脳科学、心理学の観点から概念的だった“心の葛藤”を丁寧に描写し、自覚させてくれる本。
    潜在能力を生み出す「やる力」「やらない力」「望む力」それを行う「意志力」、そこから生まれる葛藤とそれぞれのメリットやデメリットを説明し、人間の脳の発達からそれらが生まれた事も指摘。
    その上でいかにそれらと向き合い、自分自身をより良い方向に向かうかを提案している。
    まずは「ありのままの自分」を見つめ直し、受け入れること。そして何を信じ、何に従って行動するか――
    心を落ち着かせ、リフレッシュさせる改善策としての提案は、著者もなさっていらっしゃるヨーガに通じる、呼吸法やストレッチの提唱だった。

    ドーパミンは多幸感を与えるものかと思っていたが、事実は幸福な“予感や期待”を与える物質だという。
    これは目からウロコだった。

  • 良い意味で、予想と全く違う内容でした。
    自己啓発本に良くある「将来のために頑張ろう!」的な内容では無かった。

    頑張ろうと思っても頑張れないは、科学的根拠に基づいた理由があります。その理由を理解した上で、頑張るためにはこんな方法が効果的ですよ。と言う内容と私は理解しました。

    精神論や根性では生きられない現代に、救いのような一冊。意志力の化学の本です。

    パラパラと普通に読み進めましたが、内容は驚きの連続です。ノートを取りながら、再読したい気分です。

  • ○この本を一言で表すと?
     生理学や行動経済学の最新の知見を活かした自己啓発の本


    ○この本を読んで興味深かった点・考えたこと
    ・本の題名からマイケル・サンデル氏やティナ・シーリグ氏の流行に乗った本だと思って本屋で見かけても興味を持っていませんでしたが、意志力という個人的にも長い年月をかけて鍛えている分野についての本で、自分では気づかなかった知見もたくさんあり、読んでよかったと思いました。

    ・授業で行ったように「マイクロスコープ」という問いかけや「意志力の実験」というワークがところどころで載せられていてこれもよかったです。

    ・各章の「最後に」で章全体の概要がまとめられていて、「第○章のポイント」に概要と「マイクロスコープ」と「意志力の実験」がまとめられていて振り返る時に便利だなと思いました。

    ・意志力をつかさどる脳の領域が「やる力」「やらない力」「望む力」で違うというのは初めて知りました。自己コントロールする脳の部位と衝動的な自己の脳の部位が対立しあうこともあれば、衝動的な脳の部位をうまく利用できることもあるというのは感覚的にも分かりやすいなと思いました。(第1章 やる力、やらない力、望む力)

    ・まず自分を知ること、失敗する瞬間に気付くことの大事さと、意志力を瞑想で鍛えることができること、そのやり方などが載っていて、特に瞑想のやり方が具体的で参考になりました。(第1章 やる力、やらない力、望む力)

    ・外的な脅威に反応する闘争・逃走反応と内的な葛藤を認識したときに反応する休止・計画反応の働きについて科学的な説明がなされていて、その休止・計画反応が心拍数を減らして変動を上昇させ、逆に闘争・逃走反応は心拍数を増やして変動を低下させること、そのための環境変化(食事、運動、睡眠、ストレス)が意志力に関わっていることは感覚的にも納得できました。(第2章 意志力の本能)

    ・6時間の睡眠時間についてはほとんど守れていませんが、後でまとめて寝ることで回復できること、連続して起きている時間が少なければいいということで時折本を読んでいて寝落ちしているのも意志力向上に繋がっているのかなと思いました。(第2章 意志力の本能)

    ・意志力が鍛えられるものであるというのは当たり前の話ではと思いましたが、意志力も筋力と同じで疲れると減っていくというのはなるほどと思いました。腹が減っていると危険を冒してしまうというのは感覚的にわかる気がします。(第3章 疲れていると抵抗できない)

    ・意志力の限界は脳にだまされているだけというのは個人的な経験からもそうだなと納得できました。(第3章 疲れていると抵抗できない)

    ・「モラル・ライセンシング」というものが存在するというのは初めて知りました。「良いことをした後は悪いことをしてもいい」というのは感覚的に分かりづらいですが、「がんばったのだからご褒美」というのは非常によく分かる気がします。(第4章 罪のライセンス)

    ・目にしたものを意識するだけでもこのモラル・ライセンシングにひっかかってしまうというのはなかなか避けがたそうな話だなと思いました。(第4章 罪のライセンス)

    ・この章で「人は「明日はもっとできる」と考える習性がある」という話は一番ハッと気づかされました。2連休の1日目に「明日がんばる」とサボった場合に2日目にしっかりがんばれた確率は良くて3割という気がします。この点についてはこれから意識して「努力の先延ばし」を減らそうと思いました(なくすのは難しそうなので)。(第4章 罪のライセンス)

    ・ずっとドーパミンは快感や幸福感をもたらすものだと思っていましたが、快感はもたらすものの、「報酬の予感」をもたらすだけというのは初めて知りました。携帯電話や新しい... 続きを読む

  • 題名と内容が少し違います。
    人間は意志はどのような動機で持ち、その時、脳ではどんな反応が起こっているのかが実験などを通しあきらかとされていきます。

    そしてまた、自分を変える方法と言うより、意志を貫くにはどうすればいいのか。そんな視点で書かれています

    脳科学、脳心理学、などの分野であり、決してスキルアップの本ではないと感じました

  • 良書です。平易な文章で、明日から自分を変えられるという納得感が得られた。○○しない、○○は食べないというのは逆効果。○○を考えることはやめられない。そのかわり行動を変える。○○ができる。○○をすると決める。
    目からうろこがボトボト落ちました。

  • 自己啓発本って日本とアメリカ以外はあまりないらしいですね。本当かどうかわからないけど、この本はアメリカ的でありながら、日本人にもとても当てはまりそう。

    各章をTwitterでサマリーしたので、それをここに添付します。

    @KzBourree

    スタンフォードの自分を変える教室。第1章 「やる力、やらない力、望む力」 あなたのやるべきこと、やるべきでないことは何でしょうか。衝動的な行動をした自分にニックネームをつける。 1日の終わりに意思で選択した決断を振り返る。 瞑想を続けて脳の力を最大限に引き出しましょう。

    スタンフォードの自分を変える教室。第2章 「意思力の本能」 心拍数が上がるとやらない意思力も高まる。エクササイズが効果的で外に出てグリーンエクササイズを。睡眠は6時間以上取るように。横になって深呼吸をしリラクゼーションを。意思力のチャレンジで成功したければ心と体の状態を整える。

    スタンフォードの自分を変える教室。第3章 「疲れていると抵抗できない」 自制心は鍛えられるが疲労もする。意思力は限られた資源。我慢をしたり難しいことを選択して鍛える。脳が疲労を感じるのは自己防衛、まだやれる。意思力が弱ったら望む力でやる気を引き出す。自己コントロール筋を鍛える。

    第3章 「疲れていると抵抗できない」番外編。自制心は朝が強い。チャレンジするなら朝がいい。空腹は自制心を弱める。甘いものではなく低血糖食を食べよう。ナッツや脂肪の少ないタンパク質。

    スタンフォードの自分を変える教室。第4章 「罪のライセンス」 道徳的に良いことをしているような気分になるとその分、悪いことをしても構わないと勘違いする(モラルライセンス)。目標にふさわしい行動をしただけで達成した満足感を覚えてしまう。善し悪しよりも目標や価値観を見つめること。

    第4章 「罪のライセンス」番外編。完璧なToDoリストを作っただけで達成感があり満足をしてしまう(私の事!)。マックでサラダを注文しただけで体に良いことをしたと勘違いしてビッグマックを頼んでしまう(あなたの事:失礼!)

    スタンフォードの自分を変える教室。第5章 「脳が大きなウソをつく」 脳は報酬を期待すると満足感が得られると勘違いする、ドーパミンによる効果。やりたくない気持ちをドーパミンを使ってやる気を起こす。例えば面倒な書類作業をお気に入りのカフェで行っては?

    第5章 「脳が大きなウソをつく」番外編 ドーパミンは見慣れた報酬にはあまり反応せずに見新しいものや変化に富んだものに反応。これをうまく活用したビジネスにまんまとはめられているのが消費者。レギュラーコーヒーではなく、限定のラテ!高いけどこれだ!

    スタンフォードの自分を変える教室。第6章 「どうにでもなれ」落ち込んでいると逆に誘惑に負けやすくなる。罪悪感をぬぐい去れば自信が持てる。自分への思いやり:自分を励ましやさしくすることはやる気の向上や自制心の強化につながる。失敗したら責めずに自分は変わるんだと決心すれば希望が湧く。

    第6章 「どうにでもなれ」番外編:脳はストレスを感じると幸福感を得ようと働きかけ、結果大半のストレス解消法は意味がない。甘いもの、アルコール、タバコ。死亡事故のニュースを見るとロレックスが欲しくなる。一方、効果があるものも、スポーツや読書など。

    スタンフォードの自分を変える教室。第7章「将来を売り飛ばす」 将来の事を思い描けずにいると 誘惑に負けたり物事を先延ばしにする。誘惑に直面したら10分待ってみる。意思決定の場面で未来の自分を具体的にイメージして考える。未来の自分は「あなた2.0」と定義して会いに行く。

    第7章「将来を売り飛ばす」番外編:将来の自分に重荷を押し付ける傾向。めんど... 続きを読む

  • 将来の在りたい自分を詳細に描き、今の自分の行動が間違った方向に行っていないか常に確認する。
    瞑想の大切さ→瞑想の時間を取る。
    マイナスの考えを抑え込もうとすると、もっと出てくる。抑え込むのではなく開放する。そして行動はそれに従わない。
    生き延びていく中で恐怖感を持つことは大事なことだった。恐怖感を抑圧するのではなく、開放するがそれに従わないこと。強迫神経症も、強迫観念を否定したり抑圧したりしたらもっと出てくる。受け入れつつ行動を変える。

  • 意志力・セルフコントロールについて、さまざまな実験結果や生徒の体験をもとにまとめてある。
    実験結果の中には首をかしげるものもあるが、全体を通じて読みやすい(アメリカンジョーク的なのが鼻に付く部分もあるがw)。

    意志が弱いと感じていたり、目標を立ててもついつい忘れて計画倒れになることが多い人にはオススメ。

    「欲望や衝動は抑えられなくても、行動は抑制できる」というのが印象にのこった。

    タイトルで損してると思う。講義名そのままに「意志力の科学」で良かったのでは。ま、気負わずに読めるからいいのか・・・

  • いかに感覚に頼った判断が間違っているか、
    他人からの影響がいかに大きいか。
    なぜか自己をコントロールできないことがあるけど、
    その説明がついた気がする。
    自分を知り、行動を改めるのに役に立つ本だと思う。
    単に読むだけでなく、
    読みながら自分の行動を省みれば、
    感覚に引きずられない判断できるようになるかもしれない。
    内容を少し見てから買ったけど、
    タイトルは少し違和感があった。

  • 読んでいて良質な講義を聴いている気分になる本でした。
    今まで読んだ本とは違うタイプの有益で効果的な本だと思いました。
    誰かに語り掛ける口調-実際講義で話しているような雰囲気で書かれている本です。
    だから内容が分かりやすい。
    けれど書かれている情報量は意外にも多くて、ここに書かれている内容すべてを記憶するのは記憶量と集中力が落ちている私には難しい。
    図書館で借りた本ですが、実際に買って手元に置いて何度も読み返した方がいいなと思いました。

    タイトルには「自分を変える」とあり、かなり大きいくくりですが、ここに書かれているのは意志力、自制心を高める、コントロールするための術でした。
    そうする事によって自分の人生を豊かで幸せにする事ができる。
    意志力、自制心を高めるためにはどうすればいいのか、どんな生活習慣を身につければいいのか、科学検証をまじえて説明されています。
    その実験方法も紹介されていますが、とても読んでいて分かりやすいもので、作者の個人的見解だけを書いている本と違って説得力がありました。

    私がこれを読んで思ったのは、まず健康的な生活を心がけるようにしようという事。
    そして、瞑想を生活の中にとりいれようという事。
    ストレスで自制心が落ちてしまうという事からストレスの解消も大切ですが、そのストレス解消に役に立たない方法-インターネット、飲酒などでなく、有効な手段ーウォーキング、読書、家族と過ごす、瞑想を行う、趣味の時間を過ごすという事。
    やらない方がいい事をしたい衝動にかられた時に10分間待つという事。

    人は良い事をした後は悪い事をする。
    というのは自分の経験からも実感できました。
    私はウォーキングで1万歩歩いたり、山歩きをしますが、その後、これだけ歩いたのだから・・・とお酒を飲みます。
    そして、食べすぎます。
    後に残るのは罪悪感と減ってない体重です。
    または、仕事でストレスまみれで帰った時、自分へのご褒美としてお酒を飲みます。
    結果は先と一緒です。

    そんな自分でない自分になりたい。
    少しずつでも・・・と思える本でした。

  • 何かを続ける時の考え方や取り組み方を科学的実験を根拠にして説得していく。
    1つ1つは納得はするものが多いが、自分も実践してみようと思えなかったのは自分が本当に変わりたいと思っていないからなのだろうか?
    他人に何かを続けることができない人にアドバイスするネタは増えた。
    1つ1つ実践しながら時間をかけて読む本かもしれない。

    最後の章のタイトルが「この章を読まないで」の意味は読んでいくとタイトルの意味がよくわかる。
    人の欲求の操作の仕方。
    ---
    p56
    一章
    意志力にはやる力、やらない力、望む力の3つの力がある
    ・選択した瞬間を振り返る。
    1日の間に行った決断を振り返るくせをつける

    p92
    2章
    意志力はストレスと同様、自分自身から身を守るために発達した生物的な本能である
    ・ストレスでいかに自制心がおちるかを試す
    1日や1週間のうちでどんなときにストレスを感じるかを考えてみる。それは自己コントロールにどのような影響を与えるのか。そのせいで欲求を感じたり、かっとなったり、やるべきことを後回しにしたりしていないか

    ・呼吸を遅らせる
    呼吸の数を1分間に4回から6回程度に減らし、生理機能を自己コントロールに適切な状態へもっていきましょう

    p125
    3章
    自己コントロールは筋肉に似ている。使えば疲労するが、定期的なエクササイズによって強化できる
    ・お菓子の代わりにナッツを食べる
     持久性のある食べ物を食べる

    p163
    4章
    意志力のチャレンジに取り組むにあたり、道徳的によいことをしているような気分になると、よいことをした分、悪いことをしてもかまわないような勘違いを起こしてしまう。自己コントロールを向上させるには、道徳的な良し悪しよりも、自分の目標や価値観をしっかりと見つめること

    ・なぜを考えれば姿勢が変わる
    よいことをしたのだあら自分を甘やかしてもかまわないと思っているのに気付いたら、ちょっと落ち着いて、それがごほうびに値するかどうかではなく、自分はなぜよいことをしたのかと考える
    ・明日も同じ行動をすると考える
    意志力のチャレンジにおいて、日によって目標を叶えるための行動にばらつきがでないように注意する

    p201
    5章
    脳は褒賞を期待すると必ず満足感が得られると勘違いするため、実際には満足感をもたらさないものでも必死に追い求めてしまう

    p232
    6章
    落ち込んでいると誘惑に負けやすくなる。罪悪感を拭い去れば、自信が持てる
    ・決心するだけでを楽しんでいないか?

    p270
    7章
    将来のことを思い描けずにいると、私たちは誘惑に負けたり物事を先延ばしにしてしまう。
    ・逃げ道をなくす

    p302
    8章
    自己コントロールはソーシャルプルーフの影響を受ける。そのせいで、他社の意志力にも誘惑にも感染する
    ・お手本にしたい人のことを心に思い浮かべる。鉄の人を持つあの人ならこんなときどうするかを考える


    p334
    9章
    思考や感情や欲求を抑えつけようとするのは逆効果で、そうするとかえって自分がどうしても避けたいと思っていることを考えたり、感じたり、行ったりしてしまうことになる
    ・〜しないというチャレンジを、〜するというアプローチに変える

  • やりたいこと、やりたくないことをきちんと自分でコントロールする意思の持ち方についてわかりやすく書かれている。

  • 習慣を継続する方法、思い立った意志を継続するためのtipsは何かを知りたくなり手に取る。


    意志力を高める、思い立った習慣を継続するための方法を科学的な分析を基に紐解く本書。

    方法論が中心なので、要約は割愛。

    自分が有益だと感じたのは以下の点。

    1.ごほうびと罰で目標達成をコントロールしないこと

    ・誘惑に負けると罰則を与え、勝ったらごほうび、という考えを持つべきではない
    →アイデンティティとして認識し、ありのままの自分がこうあるべきなんだという認識
    →ごほうびの考えを持つと、どこかで自分の間違った行動を正当化してしまう

    ・自己批判は自分をコントロールする意志力を下げる
    →意志を高めるには自分を許し、認め、受け入れること
    →自分を批判し落ち込むことで、ストレスからの逃走本能が働き目の前の原因を破るようなことでストレスをやわらげようとする

    ・目標を達成する機会に出くわすだけで、自分の目標が達成されると錯覚するような「ライセンシング効果」が発動するため、注意が必要
    例:ダイエット中の人がヘルシーなメニューが選択肢にあるだけで目標を達成したと勘違いし、結果的に高カロリーの食事を選びやすい

    2.意志がつづかない条件を観察するために自己認識を行う

    ・原因を分析し、目標を破る機会を与えない

  • やる気スイッチの見つけ方の本。

    たくさん良いことが書いてあったので、忘れたくらいに読み直して自分の中にしっかり定着させていきたい。

    そんな本。

    中古で買ったけれど、もっと早く出会ってればよかった!と思える本。

  • 人の心理に関して、具体的な実験結果が多く紹介されるが、では自分はどう行動を変えよう、という部分がぴんと来なかった。

  • とても良かった。定期的に何度か読むようにしたいと思った。
    依存したり、ついついやってしまう行動を変えるために効果的な手法や考え方に関して、科学的に解説されている。
    各章ごとにポイントがまとめられており、理解を深めたり、見直したりするのに役立つ。
    第1章
    意志力「やる力」「やらない力」「望む力」
    ・できない理由を特定する。
    ・もう一人の自分に名前をつける。間食君、夜更かし君など。
    ・「選択した瞬間」を振り返る。
    ・瞑想で集中力を高める。5分間呼吸をする。
    第2章
    ・深呼吸をすれば自制力が高まる。
    ・運動をする。
    ・睡眠をとる。夜に色々とすることがあって眠れないなら、「やらない力」を利用する。
    ・緊張をとり、リラックスする。
    第3章
    ・意志力の疲労は、筋肉の疲労と似ている。
    ・疲労は脳の防衛反応。疲労しても頑張れる。
    第4章
    ・モラル・ライセンス:良いことをする(した気になる)と、悪いことをしても許される気になる。
    ・自分の「言い訳」を知る。
    ・「後で取り戻す」はうまくいかない。「今」しないと明日もしない。
    ・「明日も同じ行動をする。」
    第5章
    ・報酬系(ドパミン系)は行動の強い欲求を引き起こすが、その行動が満足感をもたらすとは限らない。ex)ダイエット中の砂糖菓子。
    ・「やる力」とドパミンを結びつける。ex)片づけが必要な場所にスクラッチくじを置く。
    第6章
    ・ネガティブに考えると誘惑に負けやすくなる。ex)一度つまみ食いをすると、自暴自棄になり暴食する。
    ・つまずいたときに、罪悪感を感じることはマイナス効果。自分を許し、励ますことが必要。
    ・決心しただけでやった気になっていないか。
    ・ストレス解消に破滅的な手法(暴飲暴食、喫煙、飲酒、ダラダラ)でなく、効果的な手法(運動、信仰、読書、家族、瞑想)などを用いる。
    第7章
    ・将来の自分と今日の自分とを重ね合わせる。今日の積み重ねが明日の自分である。
    ・衝動に駆られたら10分待つ。10分待って収まらなかったら、必要なことかもしれない。
    第8章
    ・意志力は感染する。
    ・良い意志力を広め、悪い意志力に感染しないようにしよう。
    ・「鉄の意志を持つ人」のことを考え、真似よう。
    第9章
    ・「皮肉なリバウンド効果」
    ・禁止や抑制すると、かえって自制できないことがある。
    ・欲求を受け入れる。
    ・禁止ばかりでなく、「やる力」で何をすべきか考える。

  • 「意志力」(やる力、やらない力)について学ぶことができる一冊。心理学や医学の観点から根拠に基づいて説明されているので、とても分かりやすく説得力がある。
    自己コントロールとは、欲求を押さえつけることではない。自身の欲求を認めつつ、ただ自分にとって本当に大事な目標を思い出し、それに従って行動すること。

  • こうすればいいよ、という本は多いが、そうは分かっていてもなぜできないのかを書いた本は少ない

  • 自分の意志をコントロールするヒント
    この本の内容を図解でまとめた「図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室」は読了済み。
    内容自体は「図解で…」でだいたい把握できる。しかし,個別の詳細などはやはり本書のほうが詳しい。「図解で…」ではあまり興味のなかったテーマでも具体例や説明が詳しいことで新しい発見があった。ただ,ざっと把握したいだけなら「図解で…」で十分だと思う。

    以下のような言葉が記憶に残った。
    * 自分に厳しくすると意志力は強くならない
    * 禁止を実行に変えればうまくいく

  • 自制力の鍛え方。短期的な欲求をコントロールし、長期的な欲求を叶える。

  • 瞑想ってこの手の本を読むとどうも頻繁に見るので、本当に効くのだろう。
    試してみる。

    そして、やらないことを決めるって、自分が楽になるための、ルール化というものに共通するのね。

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受講者の97%に影響を与えた「奇跡の授業」

心理学、神経科学から経済学まで最新の科学的成果を盛り込み、斬新な講義を展開、スタンフォード大学で最も優秀な教員に贈られるウォルター・J・ゴア賞をはじめ数々の賞を受賞。

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