ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方

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著者 : 福原正大
  • 大和書房 (2013年10月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794172

ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方の感想・レビュー・書評

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  • 答えを出すのが難しい様々な問いに対して、著名な哲学・経済学者や芸術家の思想を参考にしながら、自分の答えを考えさせられる本。

    様々な有名な思想や考えを知識として得ながら、そこから自分の考えを生み出していく。
    当たり前のようだけど、その自分の軸を作りながら対話することの重要さを考えさせられた。

    知識と教養・・・うーん、なるほど。

  • グローバル人材で必要なことは「英語が喋れること」ではなく、「本質的な物事についてしっかりと思考し、自分なりの考えを持つこと」であるということからスタートしている。
    経済の話では、マルクスの話は非常にわかりやすく、大学の経済原論で聞いた話を思い出した。そして当時は何もわからず、わかったようなことを言っていたんだと、恥ずかしい気持ちになってしまった。

    気に入った言葉。

    物事の真偽を見極める4つのステップ
    ・とにかく疑う
    ・徹底して細分化する
    ・単純なものから複雑なものへと考察を進めていく
    ・漏れがないように見直す

    日本の文化は、まずグループがあり、その上に個人がある。という順番だが、世界のスタンダードではない。

    自由と平等は二者択一で語れるものではなく、左右のスピーカーのバランスを調整するようにメモリを動かすと片方の比重が上がり、逆に動かすと反対側に比重が移動する。

  • 日本の教育で評価されるのはは、多くの場合、記憶した事を時間内に正確に再現する力である。これに対して、欧米の一流と言われるような教育機関で課せられるものは、あなたと言う個人がある問題をどのように解釈するのか、自ら得た情報に個の価値を付与するような、畢竟、個人の存在意義自体が問われるものが多い。
     
     本書では、東西の思想家の考えの一部を分かり易く解説した上で、筆者は読者に対し、それをどう感じるかを繰り返し問うている。この問われた事に対して、考える時間に比してこの価値の本は高まるであろう書と言える。
     
     
     この本は、非常に読みやすい分、議論のたたき台には良い。しかし、逆説的に、その事は読者が自らの内で議論し、考え続ける習慣の獲得を保証するものでは一切ないことを意味する。読むのが簡単な本は得てして、あまり考える事を必要としないうちに読み進められる弊害もある。答えのない分かりにくい問題を前に、いかに考え続けるか、それが問題だ。それが出来る人間か否かは、この本を読んで面白いと感じるか否かによるかも知れない。

  • 教養とはすべてを忘れ去った後に残るもの、すべてを習った後でもなお足りないものという点に共感した。グローバルな人材になるには、単に英語が話させるだけでなく、幅広く深い教養を持って、自分自身の考え、哲学を形作っていくことが必要だと考えさせられた。考える力を磨くためのトピックも非常に洗練されており良い。

  • いわゆる「自分を変える」系の自己啓発書かと思いきや、どうもそうではないことが目次からわかった。だから買ってみた。

    世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方、というお題目ではあるが、その実は決してフレームワークやら技法に頼ったものではない。「答えのない問題」に対して古来から人類が積み重ねた思想・議論を紹介しながら「考える」行為そのものを検証していく。その中で取り上げられる問題を自分でも考えることで、自分自身の考えるクセ・方向性を自覚していくことができる。

    答えのない問題に慣れていない日本人が失いがちな「個」としての自分を発掘するきっかけとして、本書には価値がある。

  • こういうレベルのことで意見言えるようになりたい

  • 答えの出ない問題を考えることで、物事の本質に迫れると思う。考えようとするとすぐ詰まって辛いのだが、なんだかワクワクする気持ちもある。

  • 公務員試験の教養で勉強するようなことをダイジェストで書いてあり、受験生には丁度良い本だと思う。
    逆に言えば、日本の公務員になるような人は、著者が言う「グローバルな」人材が持つ素養を身につけているはずである。
    ただし、日本の多くの試験の問題は選択式問題であったり、事実関係の確認(知識を問う)出題の仕方ということ。やはり、自分の頭で考えたことを論述させるという訓練を積ませていくしかないん

  • ・グローバル社会に通用する人材となるためには、確固たる価値観を持っていたり、本物の教養をみにつけていることのほうが語学よりもはるかに重要です。私たち日本人にもっとも欠けていて、もっとも必要なのは「本質的な物事に関して、しっかりと思考し、自分なりの考えを持つこと」。そして、その「ブレない価値観をきちんと主張し、コミュニケーションを図れること」だと私は思います。

    ・教養とは「すべてを忘れたときに残るものであり、すべてを習った後にでも、なお足りないもの」と言われている。いかに豊富な知識を得ても、それを忘れてしまうことはあります。しかし、すべてを忘れてしまった後にでも、あなたの心に残っている信条や価値観、「あなたという人物を形づくっている軸」が必ずあります。それが「教養」です。裏を返せば、どんなに素晴らしい知識を学び、経験を積んだとしても、それだけではあなたの血肉にはなりません。自らの血肉とするには、知識や経験を十分に咀嚼し、思考し、取捨選択をし、再構成する必要があります。すなわちそうした時間の積み重ねが「すべてを習った後にでも、なお足りない」部分なのです。知識はとても大事ですが、それだけでは足りない。その知識や経験に対して、あなたはどう感じ、どう思考していくのか。この作業こそが重要です。

    ・海外のトップスクールでは、日本の入試とはまったく違い、知識よりもどこまで深い思考ができるかが問われます。

  • 楽しい!!

    まだ途中だけど!!ソクラテスの弁明 とか、ソクラテスの名前を高校時代に習ったきりの僕にとってはセンセーショナル!!

    無知の知!

    ぶっちゃけ超面白い。これはfavorite bookのひとつ!!

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ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方の作品紹介

INSEADにてMBAを取得し、グランゼコールHECで修士号(国際金融)を最優秀で取得、世界のエリート教育を知り尽くし、海外のトップスクールを目指す学生を対象にグローバルリーダーを育成している著者が明かす、世界で求められる「本物の知力」の身につけ方。

ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方はこんな本です

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