偏愛力 〜人付き合いがうまくいくコミュニケーションの基本50〜

著者 :
  • 大和書房
3.31
  • (2)
  • (6)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794196

作品紹介・あらすじ

職場のコミュニケーションを増やしたい人、つるむだけの友だち、話題の少ないカップル、ほんとは異性と楽しくおしゃべりしたい人、会話が続かない親子に効く、とてつもなく簡単な方法!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『偏愛』今まで私が考えたことも口に出したこともなかった言葉に興味を持って読んでみた。自分自身、今のところ『偏愛』するものはない。どれも『浅い趣味』ましてや、趣味とも言えないくらいのレベルのものを数える程度の程だ。家事や仕事に追われて余裕がないからかもしれない。言われてみれば、自己肯定感に繋がるような自信、自分の基盤になるような自信がないのも、この『偏愛』がないからだと思った。まずは、偏愛マップを作成してみようと思う。

  • 偏って好きなものがいっぱいあると
    その話でコミュニケーションがうまくいくという話。
    本の中に出てくる偏愛マップを早速作ってみた。
    もっと深い人間になりたいと思いました。

  • うーん。ある意味著者の集大成と言うか。

  •  自分が何に興味を持つのか、何を楽しいと思うのか。偏愛するものがあれば楽しい! 人にどう思われようと好きなものは好きだからいいじゃない! 楽しいよねヒャッハー! あれ? でも私、そんなに偏愛しているものはないかも……いやいや、人から聞いて面白そうと思ったり、いいなと思うものあるでしょう? それをもっと楽しんでみるのです! はまればはまるほど楽しいのが偏愛。

     たぶん。こういう本なのだろうと思う。いいよね。好きなものは好きというの。
     ただ、タイトルにもあるとおり人付き合い寄りなので、その偏愛をこうアピールしましょうとか、こういう偏愛なら見せやすいとか、偏愛なのに画一的、偏ってないよ! 誰かに見せるために偏愛しているわけじゃないよって気持になる。しかもそれが序盤なので、中盤の偏愛しよう!が弱く感じる。私にとっては、構成が違えばもっと楽しく読めたのだろうなぁと少し口惜しい。

  • 広告を見てすぐ読みたいと思って探したけれど、どこの書店も品切れでした。たまたま行った中型書店の棚に1冊残っているのを見つけて買って読みました。ただ、期待していたほどの内容ではなかったのです。帯には、「初対面の人との何気ない会話は苦手」「好きなものについて語り合える友だちがいない」・・・こんな悩みにさよならする本とありますが、このあたりの悩みには、同じ著者の「雑談力が上がる話し方」の方がいいように思います。こちらはベストセラーになっているようですが、私は立ち読みですませました。若いころ、異性から「あなたは自分のことばかりしゃべっている」と注意を受けたことがあります。聞き上手にならないといけない。けれど、偏愛マップを作ってそれをもとに会話を始めると、自分の好きなことをしゃべりすぎてしまいそうな気がします。意識して相手の好きなものを聞き出すようにしないといけないのでしょうね。でも、ときには気持ちよく話を引き出してくれる人と会話をしてみたい。

  • 【文章】
     とても読み易い
    【気付き】
     ★★★★・
    【ハマり】
     ★★★★・
    【共感度】
     ★★★・・

    どの要素もまずまずではつまらない。
    特定の要素が特出しているからこそ面白い。
    偏っている事は素晴らしい。
    ・偏りがある = 個性

    お互いの偏った部分を認識する事で
    短時間でより深く、人同士が繋がる事ができる。
    ・自分の偏りを発信する事の重要性

  • 偏愛とは何かを特別に好きになること。自己肯定感も持てる!
    特別に好きな物があると生きることが充実するんですね。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

齋藤孝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×