図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室

  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794363

感想・レビュー・書評

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  • ●所感文
    ・師匠である、ケリーマクゴニガルさんの本。図解で読んだのが初めてなので、次回はスタンダードを読んでみたいと思う。意志力…やる力/やらない力/望む力この3つをうまく使いこなせれば私は目標達成に向けて大きく前進できるはずだ。

    <第1章>まとめ
    ★意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」の3つの力がある
    これこそ、私たちがより良い自分になるために役立つもの
    ◎意志力を上げるために
    1.意志力「3つの力」を使う
    2.「賢い自分」を呼び覚ます
    3.一日の選択を振り返る
    4.瞑想で自分を目標に引き戻す練習をする
    <第2章>まとめ
    ★意志力はストレスと同じく、身を守るために発達した本能
    ◎意志力を上げるために
    1.ゆっくり呼吸する
    2.グリーンエクササイズをする
    3.十分な睡眠をとる
    4.リラクゼーションで体を休ませる
    <第4章>まとめ
    ★「良いことをしたら悪いことをしてもいい」
    と勘違いをしないこと。がんばっている「理由」を思い出すことで、自己コントロール力を上げることができる
    ◎意志力を上げるために
    1.ご褒美で自分を甘やかさない
    2.「なぜ」と言う理由を思い出す
    3.やることを先送りにしない
    4.毎日同じ行動をする
    <第5章>まとめ
    ★私たちの脳は報酬を期待すると必ず「満足感」が得られると「勘違い」するため、実際には「満足感」をもたらさないものでも必死に追い求めてしまう
    ◎意志力を上げるために
    1.ドーパミンの引き金に気づく
    2.欲望のストレスを観察する
    3.「やる力」とドーパミンを結びつける
    4.あえて誘惑に負けてみる
    ◎「本当の報酬」と「まやかしの報酬」を見分ける
    自分を目標に近づける…本当の報酬
    自分を目標から遠ざける…まやかしの報酬

  • 5分で脳の力を最大限に引き出す
    瞑想して呼吸に意識を集中すると、脳が鍛えられ、意志力が強化される。
    瞑想がなかなかうまくできなくて、気が散っては再び呼吸へと意識を戻すことの繰り返しでも大丈夫。気が散るたびにちゃんと気がつくことの繰り返しが、日常生活の中で「目標から離れている自分に気づいて、意識を目標のほうに引き戻す」ための効果的な練習になる。

  • 自己啓発として、自分を変える方法をビジュアライズしてくれている本
    正直、たくさんの本で書かれている内容なので、個人的には目新しさはなかったが、改めて理解を深められる内容が多々あり。
    瞑想を始めるきっかけにもなりました。

  • スタンフォード大学で心理学の博士号を取得している心理学者、ケリー・マクゴニガル氏が「自分を変える方法」について記した本。

    図を沢山使っているので、視覚的にも分かりやすくとても読みやすい。また、色々な研究結果が紹介されているが、易しく噛み砕いて説明してくれるので、楽しく読み進められた。

    『「科学者」として自分を観察』し、傾向と対策を練るという視点が面白いなぁと思う。目から鱗、というような目新しいことが書いてあるわけではない。しかしながら、心理学的に人間が取りやすい行動がどういったものかが専門家によって書かれているので、失敗に繋がりやすい行動を理解した上で、それを回避する為に必要なアプローチを考える助けになる。自分の行動を見つめ直すいいきっかけになった。

  • 段階を踏んだ説明と、実験結果を交えていて分かりやすかった。そして、実践的。
    意思力は筋肉と同じ。鍛えることができる。
    毎朝、目標を確認すること。

  • 意志力についての本は初めて読んだ!

    心に残ったことは3つ
    1つ目は瞑想とかあるがままの自分を受け入れたり
    許すことが意志力の発揮につながること。
    まずは自分で自分のことを受け入れること。
    好きな自分も嫌いな自分もいていい。
    感情に正解がないというように自分のどんな気持ちも
    オールオッケイ。
    感情、思考はコントロールしなくて行動をコントロールすること。

    2つ目は意志力は筋トレのように使えば使うほど
    鍛えられるということ。
    日々の生活の中で1度まぁ今日ぐらいいっかと思うと
    継続が難しくなる。
    反対に毎日続けることはそのことが習慣にもなるし
    意志力を鍛えることにもなるということ。

    3つ目はソーシャルプルーフの話。
    人は良い、悪いではなく
    周りの人がしていることをする傾向にあるらしい。
    クラスのこともそうだし、
    大人として自分がどう行動するかも試されている。

    今回は図解だったので、原本?も読んでみたい!

  • 目新しい内容ではなかったが自己コントロールについて体系的にまとめてあり、実践しやすい内容だったので、改めて自分の自己コントロールについて知識をまとめることができた。
    また、意外と出来てない実践法の効果なども興味深い研究例とともに記されていたので、科学者になったつもりでそう言った内容を自分で仮説検証していきたい。

  • 意思力とは、健康的に感情や欲望をコントロールする能力であり、長期的な目標を達成するのに欠かせない。本書は意思力を高めるノウハウ本。

    目標を達成するために自分を追い込むことは悪い事のように思わなかったが、それが過度なストレス状態を喚起するようでは意思力が発揮されていないと分かった。いかに我々が自分をコントロールできると思い込んでいるのか自覚することが意思力を身につける第一歩だと思う。

    シロクマ実験など既知の知識も多かったので星3。しかし、実践を目的としてまとめられている点でとても良い。

  • 「目標感染」
    意思力は感染する

    「ソーシャルプルーフ」
    仲間のマネをしたくなる

    人は良くも悪くも、常に誰かの影響を受け、真似しようとする。
    意思力の強い人(なりたり理想像)の事を考えると自身の意思力も強くなる。
    そして親しい人の意思力ほど、その効果は高まるそうだ。
    憧れている人を身近に感じ、自身を高めていきたい。

  • 76

    ・ゆっくり呼吸するのは、なんにせよ良い。ゆっくり思考でき、心を落ち着かせて冷静になれる。
    ・振り返り、分析して自分を理解していく。
    ・努力を当たり前化する。

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著者プロフィール

スタンフォード大学でヨーガ、心理学、健康な背骨のためのクラスなどで教える受賞指導者。心身科学や健康運動のリーダーであり、ヨガ、フィットネス、ヘルスケア専門家のための教育やティーチャートレーニングに貢献している。『International Journal of Yoga Therapy』の編集長であり、『YogaJournal』や『IDEA Fitness Journal』などに記事を頻繁に執筆している。
マクゴニガルのウェブサイト:http://www.kellymcgoniga.com

「2014年 『ケリー・マクゴニガルの痛みを癒すヨーガ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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