すべての仕事は「肯定」から始まる

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 110
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794851

感想・レビュー・書評

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  • ひとつの「装置」によって「差異」を明らかにし、その歩み寄りを記録する「異文化コミュニケーション」

    • uptoyounikonikoさん
      言葉コメントが『うざったくない』理由は何だろう。
      言葉コメントが『うざったくない』理由は何だろう。
      2016/06/12
  • クリエイティブな仕事を、続けるためにはどうすればよいのか、著者の長年にわたる経験が語られている。

    肯定という言葉が一つのキーワードになっている。

    「「肯定」といっても、ただなんでもイエスという意味ではありません。まずは受け入れ、可能性を探ること。いたずらな偏見にとらわれ、頭だけで考え、そこに眠る多くの選択肢を捨ててしまうことがないよう。」という箇所に端的に現れている。とにかく、安易な結論に飛びつかず、自分の頭の中で「問い」を深めることの重要性を強調している。(内田樹もそんなことをいっていた気が・・・)

    かなり抽象的な議論が多いが、具体的に自分の仕事に置き換えて読み進めると発見は多い。

著者プロフィール

丸山 俊一(マルヤマ シュンイチ)
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー
1962年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズをはじめ「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」「人間ってナンだ?超AI入門」「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」「地球タクシー」他、異色の教養番組を企画・制作。
著書『14歳からの資本主義』『14歳からの個人主義』『結論は出さなくていい』他。制作班などとの共著に『欲望の資本主義』『欲望の資本主義2~5』『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』『欲望の民主主義』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するⅡ』『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る』『マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」』『AI以後』『世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ70~90s「超大国」の憂鬱』他。東京藝術大学客員教授を兼務。

「2022年 『脱成長と欲望の資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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