スタンフォードのストレスを力に変える教科書

  • 960人登録
  • 4.02評価
    • (62)
    • (77)
    • (43)
    • (8)
    • (0)
  • 79レビュー
制作 : 神崎 朗子 
  • 大和書房 (2015年10月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794967

スタンフォードのストレスを力に変える教科書の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 面白かった。ストレスが悪ではないというのは言葉ではわかってたけど、色々なケースが記されていて参考になった。ひとつは、登山家が強いストレスを受けても「なんでこんな目に」とは思わないでしょう、と言う話。個人的にすごく腹に落ちた。
    理解が浅いかもだけど、要はなんでストレス感じてるか意識しろってことなのよね。そうして、それが自分の価値観や目標のためなら成長につながると。そう思えたら心身に良い影響が出ると。でもそのためには自分が何の道を進んでるのかわかってないといけないわけで、そこはなかなか鍛錬が必要なところなのです。
    あとは逆境に意味を見い出し、逆境から成長するということ。苦しみや痛みはみんなも自分と同じだということ、回復のストーリーを書いてみること…すっごく深くて、中二病の私には難しいぜ。でもすごく為になりました。

  • 「ストレス」=「悪いもの」という等式を疑い、人間の成長にとっては必要な時もある、またはストレスにもよいものもあるという考えに沿って、展開していく本。

    前半のPART1では、1章でストレスは受け取る側の心理が大きく影響することを指摘し、2章ではストレスが悪者とされた歴史的経緯とストレス反応は1種類ではないことを指摘している。また、「闘争・逃避反応」のメリット・デメリットの指摘と、他の反応として「チャレンジ反応」「思いやり・絆反応」はつながりを強化することを指摘している。3章は、忙しさなどのストレスが役立っている例を紹介している。

    後半のPART2では、4章で「向き合う」として、「脅威反応」を「チャレンジ反応」に変えることや手段に変えることの大切さを説いている。5章の「つながる」では、特に女性がストレスを感じると話をしながら共有する例などを示しながら、ストレスがむしろ人間のつながりを強める働きがあることを、災害時などに赤の他人を助けることなどを通じて指摘している。6章では「成長する」として、つらい経験を成長に生かすように考えることができるようにと説いている。

    ストレスとストレス反応が動物実験等で悪者にされてから1世紀あまり経っているが、よくよく考えてみるとストレスの良い面・悪い面、反応の良い面・悪い面がある。これらを考えることもまた重要であると思わされた1冊だった。

  • レジリエンスについて、解説、事例紹介、研究成果の紹介。研究の具体的が多い、多すぎて食傷気味。だんだん研究事例の結果が予想できるようになる。
    事例が多いことは理解を助けるが、複数回読み返す時は、ポイントのみに絞りたくなる。読みながら付箋やマーカーで記しておけば良かったかも。こういう場合、ダイヤモンド社の編集だと、ポイントと事例が分かりやすくまとめてあって分かりやすくなってるなぁ、と感じた。
    途中で、考え方や効果についてアドラー心理学と共通点が多いことに気づいた。

  • ストレスの原因となっている経験や事象の良い面にも目を向けることが、耐ストレスの向上だけでなく、健康面にも良い影響を及ぼすことを、多数の研究成果とともに示しているので、説得力のある内容になっている。
    考え方は、認知療法に似ていると思った。
    具体的なエクササイズも記載されており良本であると思うので、ポイントはPDF化したが、購入して常に手元に置いておきたい本である。

  • ストレスは害だと考えるから、健康に悪影響を与える。考え方を変えることで、ストレスを力に変えよう。

    ストレスへの反応は3種類ある。
    闘争 逃走反応
    チャレンジ反応
    思いやり絆反応
    自分がストレスを感じているときに、上記のどれに該当するのか冷静に自分を見つめてみよう。

  • 前作「スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード」では意思力をいかにして鍛えていくかについて説いていた。意思力を鍛えるためにストレスは有害であるとしていた。しかし、本書ではストレス自体が有害であるのではなく、そのとらえ方と、逆にストレスによって力を得ることができるということが、研究によってわかってきた。
    この本では具体的に、どのようにしてストレスを力に変えていくのかも書いてあり、実際の私自身の生活や仕事でのストレスへに対しても有効であると感じました。

  • また、レビューを書きなおすつもりだが、まずは読み終わって気づいたことを記載する。
    とにもかくにも、ストレスに打ちのめされそうだと思っている人は、騙されたつもりで期待を持ってこの本を読んでほしい。ストレスとともに生きる、そして幸せになる研究成果の発表会だ!
    そのうえで、僕にとっての今後の課題として、「世間」学と社会企業家精神、シェア社会の視座から「絆とストレス」の関係を考察してみたいと思ったことと、特にストレスにより強化される絆による奉仕精神の高揚について考察してみたいと強く感じた。

  • ストレスとはどういうものか?
    今までストレスというものは避けるべきもの、身体に悪影響を与えるもの、というのが一般的な、いや、その道の学者であっても、そう思っていたが、研究結果により、そうでない事が分かった
    本質はストレスに対する考え方によって変わる。
    考え方を変えれば健康のリスクが減少する、うつ病になりにくくなるなど非常に効果があるデータが出ている。

    また、この著書ではストレスは乗り越えべきものだが、ストレスを歓迎するものではないとも言っている。
    ストレスは内容によっては耐え難いものだが、それに対する考え方次第でその後の人生に大きくプラスになる。

    思いやり、絆、自分はの接し方、他人への接し方を変えるきっかけにしたい。
    http://profile.livedoor.com/book_dokushonikki/

  • 本書では、研究成果に基づきストレスに対するいくつかの認識を改めることを勧めている。ストレスの定義を「行為」と「反応」分けることから始まり、理解の方法とつきあい方が地の文と「エクササイズ」と呼んでいる部分でわかりやすく説明されている。ここまでのプロセスの実施後、他者と共有することも求められている。

    「ストレスは健康に悪い」と思うとリスクが高くなることを示した上で、それを減らしたり、避けたりするのではなく、考え方を改めて受け入れることが最善の対処方法という。具体的には、各自の人生観による信念を踏まえた「マインドセット」(思い込み)を強化することで、レジリエンスが高まり、感情や考え方が変化する、とのこと。覚えておきたい知見を以下に引用した。すぐに効果得られなくとも意識していきたい。ただこれまでに「逆境の恩寵」という言葉でイメージを持っていたことに重複もあった。

  • チャレンジ反応は最高のパフォーマンスを引き起こす
    緊張や興奮でドキドキするのは、体が大きなチャレンジに準備しているしるし

全79件中 1 - 10件を表示

スタンフォードのストレスを力に変える教科書のその他の作品

ケリー・マクゴニガルの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐々木 圭一
田中正人
三谷 宏治
村田 沙耶香
トマ・ピケティ
アーノルド ベネ...
ベン・ホロウィッ...
宮下 奈都
有効な右矢印 無効な右矢印

スタンフォードのストレスを力に変える教科書に関連する談話室の質問

スタンフォードのストレスを力に変える教科書を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

スタンフォードのストレスを力に変える教科書を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

スタンフォードのストレスを力に変える教科書の作品紹介

「逆境から成長する力」を手に入れる。ストレスを避けるのではなく、受け入れてうまく付き合っていくことでレジリエンスが身につく。「思い込み」を変えることで「身体の反応」を変え、「選択」までも変えてしまう一生役立つ実践的ガイドブック。

ツイートする