スタンフォードのストレスを力に変える教科書

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制作 : 神崎 朗子 
  • 大和書房 (2015年10月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794967

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スタンフォードのストレスを力に変える教科書の感想・レビュー・書評

  • 面白かった。ストレスが悪ではないというのは言葉ではわかってたけど、色々なケースが記されていて参考になった。ひとつは、登山家が強いストレスを受けても「なんでこんな目に」とは思わないでしょう、と言う話。個人的にすごく腹に落ちた。
    理解が浅いかもだけど、要はなんでストレス感じてるか意識しろってことなのよね。そうして、それが自分の価値観や目標のためなら成長につながると。そう思えたら心身に良い影響が出ると。でもそのためには自分が何の道を進んでるのかわかってないといけないわけで、そこはなかなか鍛錬が必要なところなのです。
    あとは逆境に意味を見い出し、逆境から成長するということ。苦しみや痛みはみんなも自分と同じだということ、回復のストーリーを書いてみること…すっごく深くて、中二病の私には難しいぜ。でもすごく為になりました。

  • 「ストレス」=「悪いもの」という等式を疑い、人間の成長にとっては必要な時もある、またはストレスにもよいものもあるという考えに沿って、展開していく本。

    前半のPART1では、1章でストレスは受け取る側の心理が大きく影響することを指摘し、2章ではストレスが悪者とされた歴史的経緯とストレス反応は1種類ではないことを指摘している。また、「闘争・逃避反応」のメリット・デメリットの指摘と、他の反応として「チャレンジ反応」「思いやり・絆反応」はつながりを強化することを指摘している。3章は、忙しさなどのストレスが役立っている例を紹介している。

    後半のPART2では、4章で「向き合う」として、「脅威反応」を「チャレンジ反応」に変えることや手段に変えることの大切さを説いている。5章の「つながる」では、特に女性がストレスを感じると話をしながら共有する例などを示しながら、ストレスがむしろ人間のつながりを強める働きがあることを、災害時などに赤の他人を助けることなどを通じて指摘している。6章では「成長する」として、つらい経験を成長に生かすように考えることができるようにと説いている。

    ストレスとストレス反応が動物実験等で悪者にされてから1世紀あまり経っているが、よくよく考えてみるとストレスの良い面・悪い面、反応の良い面・悪い面がある。これらを考えることもまた重要であると思わされた1冊だった。

  • レジリエンスについて、解説、事例紹介、研究成果の紹介。研究の具体的が多い、多すぎて食傷気味。だんだん研究事例の結果が予想できるようになる。
    事例が多いことは理解を助けるが、複数回読み返す時は、ポイントのみに絞りたくなる。読みながら付箋やマーカーで記しておけば良かったかも。こういう場合、ダイヤモンド社の編集だと、ポイントと事例が分かりやすくまとめてあって分かりやすくなってるなぁ、と感じた。
    途中で、考え方や効果についてアドラー心理学と共通点が多いことに気づいた。

  • ストレスの原因となっている経験や事象の良い面にも目を向けることが、耐ストレスの向上だけでなく、健康面にも良い影響を及ぼすことを、多数の研究成果とともに示しているので、説得力のある内容になっている。
    考え方は、認知療法に似ていると思った。
    具体的なエクササイズも記載されており良本であると思うので、ポイントはPDF化したが、購入して常に手元に置いておきたい本である。

  • ストレスは害だと考えるから、健康に悪影響を与える。考え方を変えることで、ストレスを力に変えよう。

    ストレスへの反応は3種類ある。
    闘争 逃走反応
    チャレンジ反応
    思いやり絆反応
    自分がストレスを感じているときに、上記のどれに該当するのか冷静に自分を見つめてみよう。

  • 前作「スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード」では意思力をいかにして鍛えていくかについて説いていた。意思力を鍛えるためにストレスは有害であるとしていた。しかし、本書ではストレス自体が有害であるのではなく、そのとらえ方と、逆にストレスによって力を得ることができるということが、研究によってわかってきた。
    この本では具体的に、どのようにしてストレスを力に変えていくのかも書いてあり、実際の私自身の生活や仕事でのストレスへに対しても有効であると感じました。

  • また、レビューを書きなおすつもりだが、まずは読み終わって気づいたことを記載する。
    とにもかくにも、ストレスに打ちのめされそうだと思っている人は、騙されたつもりで期待を持ってこの本を読んでほしい。ストレスとともに生きる、そして幸せになる研究成果の発表会だ!
    そのうえで、僕にとっての今後の課題として、「世間」学と社会企業家精神、シェア社会の視座から「絆とストレス」の関係を考察してみたいと思ったことと、特にストレスにより強化される絆による奉仕精神の高揚について考察してみたいと強く感じた。

  • ストレスとはどういうものか?
    今までストレスというものは避けるべきもの、身体に悪影響を与えるもの、というのが一般的な、いや、その道の学者であっても、そう思っていたが、研究結果により、そうでない事が分かった
    本質はストレスに対する考え方によって変わる。
    考え方を変えれば健康のリスクが減少する、うつ病になりにくくなるなど非常に効果があるデータが出ている。

    また、この著書ではストレスは乗り越えべきものだが、ストレスを歓迎するものではないとも言っている。
    ストレスは内容によっては耐え難いものだが、それに対する考え方次第でその後の人生に大きくプラスになる。

    思いやり、絆、自分はの接し方、他人への接し方を変えるきっかけにしたい。
    http://profile.livedoor.com/book_dokushonikki/

  • 本書では、研究成果に基づきストレスに対するいくつかの認識を改めることを勧めている。ストレスの定義を「行為」と「反応」分けることから始まり、理解の方法とつきあい方が地の文と「エクササイズ」と呼んでいる部分でわかりやすく説明されている。ここまでのプロセスの実施後、他者と共有することも求められている。

    「ストレスは健康に悪い」と思うとリスクが高くなることを示した上で、それを減らしたり、避けたりするのではなく、考え方を改めて受け入れることが最善の対処方法という。具体的には、各自の人生観による信念を踏まえた「マインドセット」(思い込み)を強化することで、レジリエンスが高まり、感情や考え方が変化する、とのこと。覚えておきたい知見を以下に引用した。すぐに効果得られなくとも意識していきたい。ただこれまでに「逆境の恩寵」という言葉でイメージを持っていたことに重複もあった。

  • チャレンジ反応は最高のパフォーマンスを引き起こす
    緊張や興奮でドキドキするのは、体が大きなチャレンジに準備しているしるし

  • まさに目から鱗。ストレスは悪い面だけでなく、良い面もあるとは!

    これを読むだけで、ストレスに対するマインドセットが変わり、ストレスは害になるだけという思い込みを壊してくれる。そして、気づかぬうちにストレスで成長できるようになる。

    前作同様、考えを裏付ける実験データの説明が多いが、それはご愛嬌(読み飛ばしても可)。

  • ためになるけど難しい

    ストレスは害にもなるが良い影響もある
    成長するために感じるもので、何かをやろうとしている証

    自分の大切なものが脅かされるからストレスを感じる。価値感を変えることでストレスは軽減できる

    1日ひとつ誰かの役に立つことでをする
    自分より大きな目標を持つ

  • 人が生きる上で、ストレスは必要不可欠。多くの人にとって、人生の目的は問題解決をし続けることにより、誰かの役に立つこと。だとすると、解決すべきストレスが無くなった時に、人生で行うべきミッションが失われることに。
    自分の人生においても、しっかりと、解決すべきストレスを見失うことなく、解決し続けることで、残りの人生をより輝かせたい。

  • ストレスには悪い面ばかりでなく、良い面もあることについて書かれた本でした。
    内容の要点は面白いのですが、事例として紹介されている内容が、時に専門的すぎたり、時に冗長すぎたりして、かなり読みづらかったです。

  • 私たちは、「ストレスは悪いもの」と思っている。しかし、その思い込みこそが有害だとしたら ―― ? 本書では、ストレスにまつわる誤解を解くとともに、「困難を乗り越えて強くなる方法」を最新の科学的実験を交え解き明かす。

  • ストレスをどう受け止め、向き合い、どう付き合っていくか。
    ストレスによって身体を害することもあれば、逆に味方につけることで人との関係が強くなったり成長できたりする、というのは面白いなぁと思った。

    本文中にあった
    「わたしはストレスによってどんなふうに成長したいだろう?」
    この問いかけはこの一冊をよく表している。

  • ストレスの捉え方で寿命も変わるのではないか、というのがグサっと来た。
    何度も呼んでマインドセットを習得したい。

  • 強いストレスの裏に、自身の変化へ繋がる可能性がある。そのストレスを避けるのではなく、受け入れ付き合っていく。受け取り方を変化させ、プラスの効果が得られるようになる。ストレスイメージを払拭する事が一番の鍵である一冊。

  • 今まで何度となく教科書等で登場するセリエの有名な学説、ストレスの定義「ストレスとは外部からの刺激に対する反応である」この広範囲な定義のため、日常生活で起こる殆んどの不都合な事態をストレスのせいとしている捉えている私たち。この本では、セリエ自身も後から付け加えているようにストレスには、よいストレスと悪いストレスがあること。また大事なのはストレスに対する考え方を変えることだと述べています。筆者自身の体験や調査結果、読者に向けてのエクササイズも載っているので、読みながら考え方を変えられる機会が得られると思います。ストレスは健康に悪いと思うと死亡リスクが高まる。人はストレスだけでは死なない。‥と最初の方のページから今までの思い込みを覆される調査結果が示され興味を惹かれる内容になっています。それにしても、やっぱり根拠のないポジティブな思い込みって大事なんだと改めて思いました。

  • 「どんな試練も乗り越えれば、人はさらに強くなる」。ストレスを成長につなげる生き方を、具体的なケースや著書自身の体験も盛り込みながら提示。特に、後半の「Part2 ストレスを力に変える」は必読。

  •  現代社会はストレスフルな社会である。全ての人が何らかのストレスを抱えて日々を過ごしていると思う。中にはストレスから体調を崩している人もいるだろう。自分もストレス由来の体調不良を経験しているため、この本のタイトルにはとりわけ惹かれるものがあった。
     本書の著者は心理学者のケリー・マクゴニガル博士。以前は「ストレスは体に悪いもの」という認識の下で、ストレスを減らす啓蒙活動をしていたそうだが、とある論文で「ストレスは体の役に立つ場合もある」というデータを見て考えを改めたそうだ。そんな博士が執筆しているだけに、本書にはストレスに対して間違った認識が広まった理由や、「ストレスが必ずしも悪いばかりではない」ことを裏付ける多数のデータが紹介されており、非常に説得力がある。
     特に新鮮だったのが、ストレス下では人は思いやりや絆を強めようとする場合があること。どちらかというと人はストレスによって利己的になると考えがちであるが、「情けは人のためならず」と言われるように、利他行動をとることで人はもっと強くなれるそうだ。
     ただし、ご注意いただきたいのは「ストレスが必ずプラスになる」とか「ストレスを積極的に受けるべき」と言っているわけではない。生活の中でストレスが避けられないのであれば、考え方次第でよりよい人生が過ごせることを示しているだけである。

  • ストレスと聞くと、悪いものであり、避けなくてはいけないものというイメージがある。

    しかしこの本では、ストレスには種類があり、ストレスを力に変える方法、捉え方がある事と書いている。
    ただ、そもそも難しい内容なのか、翻訳がわかりずらいのかはわからないが、読んでいてもなかなか内容が入ってこなかった。

    「訳者あとがき」にこの本で説明したいエッセンスが下記の通り書かれていた。
    「ストレスは健康に悪い」と心配し、ストレスのせいで病気になるのを恐れます。ところが問題はストレスではなかったのです。健康に害を及ぼすのはストレス自体ではなく、ストレスについてのそのような「考え方」であることが、研究によって明らかになりました。
    さらにストレスについての考え方次第で人々の健康や寿命幸福感、人生に対する満足度が左右されることがわかったのです。

    Part1「ストレスを見直す」では、心理学、神経科学、医学の見地を踏まえ、ストレスが心身にもたらす意外な効用について説明します。ストレスは良い面があることを認識し「ストレスは役に立つ」と考えると、まず体の反応が変わり、力や自信、勇気がわいてきます。
    さらにストレスの受け止め方と行動の仕方が変わりレジリエンスが強化されます。

    Part2「ストレスを力に変える」では、ストレスに強くなる方法を紹介します。
    避けようのないストレスと戦ったり逃げたりせずに、ストレスを受け入れ状況にしっかりと向かい合い周りの人とつながって困難を乗り越え成長するための方法を紹介する。

    「スタンフォードの自分を変える教室」同様図解本が出ることを期待したい。

    ストレスの対処法
    ストレスは害と考える人の行動
    ・ストレスに向かい合おうとせずストレスの原因について寝るべく考えないようにする。
    ・ストレスの原因に対処しようとせず、ストレスを紛らわそうとする。
    ・ストレスを紛らわすために酒などに逃げたり依存したりする。
    ・ストレスの原因となっている人間関係や役割や目標に対して努力したり意識を向けたりすることをやめる。

    ストレスは役に立つと点もあると考える人の行動
    ・強いストレスを感じる出来事が起こった事実を受け止め、現実として認識する。
    ・ストレスの原因に対処する方法をしっかりと考える。
    ・情報やサポートやアドバイスを求める
    ・ストレスの原因を克服するか、取り除くか変化を起こすための対応を講じる。
    ・困難な状況をなるべくポジティブに考え、成長する機会として捉えることでその状況において最善を尽くす。

    ストレスを感じてもなるべくポジティブな考え方をするための3ステップ
    ・ストレスを感じたらまずそれを認識する。ストレスを感じていることを受け止め体にどんな反応が現れるかについても注意します。
    ・ストレス反応が起きたのは自分にとって大切なものが脅かされているせいだと認識してストレスを受け入れます。ストレスを感じるという事は何か積極的にやりたいと思っていることがあるはず、脅かされているのは何ですか?なぜそれはあなたにとって大切なのでしょうか?
    ・ストレスと感じたときに生じる力をストレスを管理しようとして無駄にしないで利用しましょう。あなたの目標や価値観にあったことにエネルギーを使うにはどうすればよいか考えてみましょう。

    考え方を変える3つの段階
    ・新しい考え方を学ぶ
    ・新しい考え方を取り入れ実践するためのエクササイズを行う
    ・自分が学んだ事を他の人たちと分かち合う機会を持つ

    ストレス反応の3つの効果
    ・困難にうまく対処する
    ・人とのつながりを強める
    ・学び成長する

    苦しみの中に意味を見出す

    ストレスを見直すエクササイズ(代償を認識する)
    ・機会を逃す
    ・逃げる
    ... 続きを読む

  • この著者の本は、やる気を出したいときに読むと勇気づけられますね。本の内容は、一言で言ってしまえば自己啓発本なのですが、科学的な根拠を踏まえて説明してくれるので納得しやすい。ちょっと、この著者が作為的に選んだ実験結果なんじゃないかと思うくらい、結果が偏っているのが気になりますが…。

    しかし、この手の本にありがちな、押しつけがましい書き方ではなく、心からこれを読んだ人が幸せになることを願っている文章が好印象です。

  • いろいろ勇気づけられた気がする。前向きになれる本だと思う。

  • 価値観を思いださせるアイテムを持つ。

    歳を取ることにポジティブな印象を持っていた被験者群は、心臓病のリスクが80%低かった。

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スタンフォードのストレスを力に変える教科書の作品紹介

「逆境から成長する力」を手に入れる。ストレスを避けるのではなく、受け入れてうまく付き合っていくことでレジリエンスが身につく。「思い込み」を変えることで「身体の反応」を変え、「選択」までも変えてしまう一生役立つ実践的ガイドブック。

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