早慶上智の「なぜ」を見抜く世界史

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795056

感想・レビュー・書評

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  • 結構面白いかも

  • 私らの頃から、早慶上智は「こんなこと聞いてくるんだ…」っていう問題を出題していたが、今はどうなのかなと思って手にしてみた。やっぱり一筋縄ではいかない問題ばかりだったが、それらの出題が、歴史の流れの中でどういう意味を持ち、今に続いているのかの解説はとても興味深かった。
    ここまでわかっていたら、確かに歴史は面白いし、また今の国際情勢を考えるために、確かにここまでわかっていたいと思った。なので、単に重箱の隅をつついているだけの問題ではないことはよくわかった。私大文系は3科目しかないから、受験勉強の中で世界史もここまで深められたら理想だけど、現実はなかなか難しいよね…。

  • 入試問題、難しかったです……。
    この本は問題と解説を載せている本ではなく、その出題の裏にある大学の意図を探る本です。
    実際、ここまで考えて入試問題を作っているかどうかはわかりませんが、こういう風に考えると、味気ない受験勉強もおもしろくなるかなぁと思った。
    そして、今まで「学校が入試問題を使って、欲しい生徒を選んでいる」ということをあまり実感できなかったが、こうやって欲しい生徒を選んでいるのか……と実感できた。
    しかし、早慶上智に受かる人はすごい!

著者プロフィール

◉──東京都出身。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、聖心女子大学文学部歴史社会学科兼任講師となる。おもな著書に『東大生が身につけている教養としての世界史』(河出書房新社)、『歴史が面白くなる東大のディープな世界史』(KADOKAWA /中経出版)、『エリア別だから流れがつながる 世界史』(監修、朝日新聞出版)など多数ある。

「2023年 『箱庭西洋史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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