ツイてない僕を成功に導いた強運の神様 ~「最高の自分」に生まれ変われる8つの教え

著者 : 早川勝

• 大和書房 (2016年6月24日発売)

感想・レビュー・書評

[Dr.（読多ー）あんころ猫さんの感想 · 2019年9月17日]

自己啓発を小説風にした本。

無理のないストーリー展開で小気味よく読み進めることが出来ました。

[けんだまさんの感想 · 2016年10月18日]

最後まで楽しく読ませてもらった。
優しく読みやすいストーリーだが深い。
幸運を掴むためのヒントがこの一冊の中に多く詰まっている。

彼は道に落ちていた空のペットボトルをサッと拾い上げ、近くのゴミ箱に捨てた。少しも無駄のない自然な動きで、ペットボトルのラベルをバリッと剥がし、一瞬でゴミの分別までしていた。

朝「起きなければならない」だと、イヤイヤ起きて一日がスタートする。そのまま色んなことに一日中振り回されて。それで寝て、また起きて。
しかし、自分の意思で早起きしようと決めたら、なんだか自分の人生のイニシアチブを握れたような気がする。

献血って不思議。血を抜かれた後って、まさに今、体内で新しい血が作られている感じがする。古い血から新しい血へと変わっていく感じ。献血ってまるで、血液の断捨離だ。

他人を大切にしない人は、自分も大切にしていないということ。

社会への貢献と自分への貢献が、イコールになっている人が成功者になれる。

必ず雨を降らせることのできる部族の話。その部族が雨乞いを始めると、必ず雨が降る。なぜなのか。答えは、雨が降るまで雨乞いを続けるから。これこそが、人生を絶望しない、決して諦めない、ことの本質なんです。

[happyyuさんの感想 · 2016年10月10日]

マネーの神様は。心からそれを望む人だけに微笑むんです。う～ん。

[cocoさんの感想 · 2016年6月30日]

この本の主人公、海野達彦のように、
誰にでも「ツイてない」「運が悪い」と思う瞬間があると思います。
私自身に当てはめても、
そんな時の多くは意識が自分の「外」に向いていて
今うまくいっていないのは自分以外の何かのせいだと考えています。
多分、そうすれば安心できるからです。
でもそうすると、どこかモヤモヤが残る。
今の状況をより良くしたいのにどうすれば良いかわからない…
といった、思うように前に進めない状態になります。

海野も、「運」を自分の力ではどうにも操作できないものと捉えていました。
自分にとって良いことがあったら「運が良い」・
悪いことがあったら「運が悪い」という意識。
それを、8人のキーパーソンに出会いながら転換し前進していきます。

主人公海野が自分と同世代ということもあり、
物語はとてもリアリティがあって、
すべてのことが繋がっていく流れについ引き込まれました。

全体として学べたことは、
「運」はいつでもそこにあって
それを強くするか弱くするかは自分次第だということです。
日々の出会いや経験を、どう自分のために活かし形にできるか？
ということも含まれるかもしれません。
そして「運」を強力な味方にするための考え方を、
海野を通して教えてもらいました。

今まで「運」を「自分で作り出し変えていくもの」という意味で捉えたことはありませんでしたが、
この本を呼んでそう捉えていこうと思いました。

著者プロフィール

◉──神奈川県に生まれる。外資系生命保険会社に入社後、業界歴30年を超える現在も、保険会社勤務と並行して執筆を続けている。
◉──著書に、『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』『死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる』(いずれも小社刊)、『営業の鬼100則』『リーダーの鬼100則』(いずれも明日香出版)、『やる気があふれて、止まらない』『やってはいけない営業術』(いずれもきずな出版)、『強運の神様は朝が好き』『強運だけを引き寄せる習慣』(いずれも祥伝社黄金文庫)、『世界TOP6%の超絶売れる習慣』(秀和システム)ほか、海外翻訳版も多数。

「2022年 『１５人でスタートしたプルデンシャルを２万人に育てた立ち上げリーダーの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」