教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795599

作品紹介・あらすじ

「通帳残高が増えない本当の理由」。「思い込みでつくられる購買意欲」。「聞いてはいけない営業トーク」。「やってはいけない保険選び」。「買ってはいけない金融商品」などを知り楽しくお金を使うことができる力を身につける!40万人以上の受講者を後悔しない人生に導いた専門家が教える、大事なお金の使い方を間違えないための超基本!

感想・レビュー・書評

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  • ごく当たり前のことが念押しのように書かれてあって、初心者には良い本。ただ「感情」よりも「勘定」を標榜する割には、理論的な詰めが甘い。例示がツッコミどころ満載で全体的な信用性を怪しくさせている。本質的には正しいことを言っているはずなのだが

  • 行動経済学の本で、特にお金について書かれた本書は普段ついやってしまいがちなミスについてわかりやすく解説してくれている。

    お金を使う際、相手の立場に立って物事を考えると、なぜ無料なのか、なぜセールをやるのか、等考えると無駄な出費が減ることがわかった。

  • 本で取り上げられている50項目について行動経済学での見方がわかる本になっています。
    ベストなお金の使い方をするために必要な5つのことに関しては留意しておきたいなと思いました。

  • 合理的な経済学に対して、ことお金に関しては冷静になれないという人間が行う不合理な意思決定を学ぶのが行動経済学であり、その行動経済学をもとにお金の使い方、増やし方、守り方を考える。

    貯蓄の王道である給料天引きは「メンタル・アカウンティング」「双曲割引」「現状維持バイアス」による。

    お金はその都度判断ではなく、仕組み化する。判断が必要なら予め定めたルールに従う。良し悪しでなく要否(それがないと困るか、なぜ困るか、代用品や修理は可能か)で判断するルールにする。売る側の都合やマネタイズポイントに考えを巡らせる。大手の安心感を無条件に信用しない。

    感情でなく勘定を優先させる。

  • この本は人間が陥りやすい行動や思考を心理学で表現し今後自分行動に注意を促してくれる本であります。
    1〜4までのステップを読み5のステップでは5つの行動習慣が述べられております。
    心理学な言葉も出てきて自分も陥りやすい所がありましたので今後は少しでも取り入れお金を守って行こうと思いました!

  • とても分かりやすい行動経済学の本です。日常生活でうっかりしてしまいがちなお金のムダ遣いを正すことが出来ると思います。

  • お金のリテラシーを上げるための本。行動経済学からの視点で、無駄遣いをなくすようにかかれている。

  •  行動経済学の本。良書。

     「人間の感情は、時に経済的に不合理な行動を取らせてしまう。知らないうちに感情を優先させて損をしてしまうことがないように」

     行動経済学の入門書としては非常にわかりやすくいい本だと思う。
     Lesson 1〜4まであるうち、Lesson 3の途中まで読んだところで返却期限が来たので一旦返却。再読予定。

  • ダン・アリエリー著の「予想通りに不合理」を読んだ後だったので重なる部分はいくつかあったが、本書は日々の生活で「なぜその選択をしてしまうのか」という点が事例で書かれているので読みやすい。

    行動経済学、心理学を学ぶことは日々の生活、投資等、様々な場面で応用が利くので深めていきたい。


  • 参照点 個別に見たときと、より大きな金額の一部として見たとき、金額の多寡を見誤る。
    ディドロ効果 何か魅力的なものを手に入れた後、周りのものもそのレベルに合わせたくなる。

    スタンプ10個でコーヒーが無料
    来店回数が変わらなくても、10個でコーヒー無料より12個でコーヒー無料(但し初来店時のみ3個)の方が保有効果により来店動機が高まる

    ギャンブラーの誤謬
    大数の法則が少数にも適用されるような気がする

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著者プロフィール

経済コラムニスト/㈱オフィス・リベルタス代表
1952年、大阪府生まれ。大手証券会社で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事。定年まで勤務し、2012年に独立後は、「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるように支援する」という理念のもと、資産運用やライフプランニングに関する講演・研修・執筆活動を行なっている。『定年前、しなくていい5つのこと』『お金の賢い減らし方』(ともに光文社新書)、『知らないと損する年金の真実』(ワニブックスPLUS新書)など、著書多数。

「2023年 『50歳からやってはいけないお金のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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