マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795865

感想・レビュー・書評

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  • もっと若い頃に読みたかった。最近、仕事がテレワークになり、チャットやメールでの文書によるコミニュケーションが増えたことから、手に取ってみた。
    文書を書く上での基本の考え方、主語と述語の関係、句読点の入れ方など載っていてどれも参考になった。

  • 「完結でロジカルな文章を書く方法」に始終する本が多い中、この本は「読者にどう伝わるかを意識して書く方法」が書いてある。

    本の最後の方は、校閲を受けている感じ。こうしてプロも文章を良くしていくのかと、考えのプロセスが垣間見える。

  • 借りたもの。
    文章の書き方を基本の「き」から懇切丁寧に指南する本。
    ロジカルな文章ではなく、実践的な作業をしながら文章を“書いていく”形で進んでゆく。

    就活中の女子大生がエントリーシートを書くことで悩んでいたところ、「師匠」と出会い文章の書き方をマスターしてゆく…物語形式のハウツー本。
    もう既に社会人になってしまった私は対象ではない本?と思ってしまったが、そんなことは無かった!

    なあなあになっていた、文章のルールを見直すきっかけになった。

    女性に受け入れやすいカワイイ系おしゃれなイラストで、読んでいてほっこりする。

  • タイトルに惹かれて買った。仕事で毎日文章を校閲するし、少しでも文章力を鍛えたいと思ったからである。は、がの違い、5w1hにおいては、whyが1番大切であること等どれも学生時代に習ってきたとは思うが、改めてこの本から学ぶことはたくさんあった。シンプルでわかりやすい文章をスラスラとかけるようになるためにもこの本を自分の糧にするためにも繰り返し読みたいと思った。

  • 就活のES(エントリーシートと言うらしい)を書く大学生向けとのことだが、マジ侮るなかれ

    さすが新聞社の校閲記者の著だけあって、マジ気付かされるところだらけ

    リモートが主流となり、テキストでのやり取りが増す中、伝え方ひとつで命取りになりかねない文章術をそれはそれはマジ丁寧に教えてくれます

    就活ってやったことないけど、大学生ってマジ大変なのね... マジマジ

  • 本書は文章の書き方に着目した文章術の本です

    例文を意味が伝わる文章に修正するなど、とても参考になる内容でした
    しかも、対話型なのに冗長にならず、その対話もなかなか面白く、楽しく読むことができました

    参考になりそうな部分については、
    ・一つの文には一つの要素
    ・結論から書く
    ・「状況」「行動」「変化」を意識して、その循環を書く
    ・箇条書きのように書く
    あたりかな

    読んですぐ実践できるかというと難しい
    この本を参考にもう少しマシな文章がかけるように心がけたい

  • 自己PRを初めて書かされたとき、自分の文章力のなさに絶望してこの本を手に取りました。
    結果この本を1冊目にして大変良かったです。
    文法とかはわかっているけれど作文やエッセイは本当にムリという人にはとてもおすすめです。
    簡潔な文を繋げて筋の通った文章を作るノウハウを教えてくれます。

    これから、文章を書くときは本書の内容をマスターできるように意識しながら推敲してみようと思います。
    それから本を読むときに「この人はこう書くのかぁ」と文の要素や文章の構成に注目しながら読んだら倍々で文章力が上がる気がするので、そうやって読んでいきます。

  • レポートや論文、エントリーシートなど…文章を書くのが苦手、というそこのあなた。
    この本を読めば、文や文章を書くときに気をつけるべきことがわかります!
    ぜひこの機会に、「伝わる文章」の書き方を身につけてみてください。
    【中央館2F 816/MA】

  • 非常に実践的でわかりやすい本

    この本を読んで自分が書いた文章を見返すと、筆が止まらないほど赤入れができて自分の文章が恥ずかしくなりました。
    ただそれだけ短期間で長年掴めていなかった感覚を掴むことができました。

  • 一単元が短く読み易かったです。
    気を抜くとすぐに忘れちゃいそうだけど、読んでいるときはなるほどー!と感動しました。
    添削された文章の解説は変化を実感できて面白かったです。
    これならESも怖くない…かも?

    読点、状況と行動と変化、5W1H(特にWhy)は今後も頭の片隅に置いて気を付けたいと思います。
    文章術について勉強になったけど、長所のくだりからは、結局は経験の引き出しの多さが物を言うんだなって感じました。

    いろんな人に会って、いろんなことを体験しないと、箇条書きにできる文も作れないよね。

    引き出しを増やすべく、行動せねば…

著者プロフィール

前田安正(まえだ・やすまさ)

未來交創株式会社代表取締役。文筆家。文章コンサルタント。
早稲田大学卒業、朝日新聞社入社。校閲部、整理部、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。本紙上に漢字・日本語などに関するコラム・エッセイを十数年執筆。
「文章の書き方・直し方」など、多くの企業・自治体の広報文・ニュースリリースのコンサルティングや研修を担当している。大学のキャリアセミナーにも多数出講。
主な著書に、『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎)、『3行しか書けない人のための文章教室』『ヤバいほど日本語知らないんだけど』(以上、朝日新聞出版)、『ほめ本』(ぱる出版)、『使える!用字用語辞典』(共著・三省堂)など、文章作法、ことばに関する書籍は累計30万部を超えている。

「2022年 『「残念な文章」が明らかによくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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