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- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480012982
作品紹介・あらすじ
巨人ボルヘスが宇宙を支配する円環的時間を古今の厖大な書物に分け入って論じ、文学的伝統における様々な「反復」を言語の象徴機能や『千夜一夜』の翻訳者という具体例を通して語る。鬼才の多彩な文学的活動の基礎をなす形而上学的命題を知る上で必読の1冊。本邦初訳
感想・レビュー・書評
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杉田英明「アラビアンナイトと日本人」つながりで。「千夜一夜」の翻訳者たち、のみ読了。バートン、マルドリュス、エンノ・リットマンの三人に焦点を当て。バートンの破天荒さが印象に残る。馬と砂漠と夜がわたしを知っている 客人と剣、紙とペンとが。(アル・ムタナッビー「詩集」)の機知をものにし、人食いのアマチュアから、睡眠中に数カ国語を話すといった伝説。ナイルの水源への探検隊を指揮し、ソマリ族に槍で下顎を刺されたり、と。
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