日本人の暦 (筑摩選書 9)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480015112

作品紹介・あらすじ

日本人は三つの時間構造を生きている。明治六年に採用された「太陽暦」、それまで日本文化の土台となっていた「太陰太陽暦」(旧暦)、そして太古の「太陰暦」(太古暦)。本書では、一年を五十二週に分け、新旧太古の暦に添って年中行事やしきたりを見直す。さらに、週ごとに代表的な季語を選び、その意味と例句を紹介。千年の歴史を遡って日本文化固有の時間を読み解き、このゆたかな季節感を慈しむ。

著者プロフィール

長谷川櫂
一九五四年(昭和二十九年)生まれ。俳人。「読売新聞」に詩歌コラム「四季」を連載中。朝日俳壇選者、俳句結社「古志」前主宰、インターネット歳時記「きごさい」代表、「ネット投句」「うたたね歌仙」主宰。著書に、句集『虚空』(読売文学賞)、『震災歌集 震災句集』、『沖縄』、『九月』、『太陽の門』のほか、『俳句の宇宙』(サントリー学芸賞)、『古池に蛙は飛びこんだか』、『俳句の誕生』などの俳論、『俳句的生活』、『俳句と人間』などのエッセイ、『和の思想』、『文学部で読む日本国憲法』などの日本文化論がある。

「2023年 『四季のうた 雨ニモマケズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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