医療につける薬: 内田樹・鷲田清一に聞く (筑摩選書 92)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480015969

感想・レビュー・書評

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  • たばこ、酒が自分を変化させるきっかけになる。

  • うむ、この三人なら、おもしろくならないわけがない。と思っていたら、そのとおりでした。
    個人的には三人での鼎談よりも、鷲田さん、内田さんそれぞれとの対談のほうが好きでした。ただ、内容が詰まりすぎていて、一度読んだだけでは足りないなぁ。
    物腰がやわらかい姿勢、考え方のなかに、正しいものがある気がする。そんな思いをつよくした本でした。

  • 話題は医療に留まらず。
    お医者さんと先生って、「大人」の象徴だったなあと改めて思った。
    権威って振りかざしてはいけないけれども、軽んじるのはもっといけないことだと実感した。
    「頼りにしています。尊敬しています。」という気持ちを感じながらの方が、応えようと思うもの。

  • 基本、対話本って苦手だし、雑誌の対話部分も大半は読み飛ばしてしまうんだけど、これはさすがに素晴らしい内容だった。このお三方ならまあ、当たり前の話かもしらんけど。医療倫理といえばってことで、尊厳死のあたりを中心に会話が進んでいくけど、やっぱり基本は二元論ではあきませんぜ、ってとこ。あらためて納得でした。

  • 岩田健太郎、内田樹、鷲田清一の対談集。
    普段から親和性の高い三人だけあって会話がうまく噛み合ってコロコロ弾んでいる。
    読んでいると誰の言葉かわからなくなったり、それでも違和感を感じなかったりする。
    内田樹や岩田健太郎は「いつもの話」ではありますが、それでも読み応えがあることには代わりありませんでした。

著者プロフィール

1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『コロナと生きる』(朝日新書、内田樹との共著)、『新型コロナウイルスの真実』(ベスト新書)、『僕が「PCR」原理主義に反対する理由』(集英社インターナショナル新書)ほか多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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