芭蕉の風雅: あるいは虚と実について (筑摩選書)

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著者 : 長谷川櫂
  • 筑摩書房 (2015年10月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016270

芭蕉の風雅: あるいは虚と実について (筑摩選書)の感想・レビュー・書評

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  • 芭蕉がめざした藝術は俳句ではなく、俳諧。その証拠ともいうべき歌仙(連歌)を読み解く。有名な俳句(発句)ではなく、去来・凡兆ら一門との歌仙の中で、脇・つぎ句の中に芭蕉の名を見るのは新鮮。歌仙は「座の文学」だそうで、共同作業として影響し合い融合し合い、言葉を紡ぎ織りだしていくもの。現実とは別に打ち立てたある意味でバーチャルな世界が風雅のようである。その代表的なものとして「奥の細道」市振の宿で出会った二人の遊女との出会いと別れが創作であると解題。有名な「古池や」は弟子の意見で其角が「山吹や」としたが、芭蕉が聞きいれなかったとの解説は面白く、2つを比較すると納得する!また芭蕉の名句が古典の詩歌を踏まえているということも風雅!

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