食物漫遊記 (ちくま文庫)

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著者 : 種村季弘
  • 筑摩書房 (1985年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480020215

食物漫遊記 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    画にかいた餅を食べる話、辿りつけない料理屋の話、鯨飲馬食と断食絶食の話、人を食い人に食われる話など、食物をめぐって人びとが演じる滑稽譚、怪異譚のかずかず。
    エンサイクロペディストによる、ひと味ちがう美味随筆。

    [ 目次 ]
    嘘ばっかり
    絶対の探求―岡山の焼鳥
    一品大盛りの味―尾道のママカリ
    狐の嫁入り―愛宕下の豆腐
    薬喰は禁物―横浜の牛肉
    画餅を食う話―駒込の洋食
    気違いお茶会―麻布の紅茶
    飢えを見せる人―雑司ヶ谷の料理店
    食うか食われるか―フライブルクのアラブ・パン
    天どん物語―蒲田の天どん
    笑食会ふたたび―鎌倉のきのこ
    幻の料理―向島のどぜう
    東は東、西は西―銚子の亀甲万
    市場のユートピア―築地のうどん
    家の中のロビンソン・クルーソー

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • テンポ良く多彩な言い回しで、ところどころくすっと笑わずにはいられない愉快な筆者の昔の記憶が、食べ物のある風景を交えて小話として綴られている。様々な作家の言葉が其処此処に引用されているのも、また興味をそそられるところです。
    非常に面白い。愛すべき小生意気な姿が、読み手を虜にさせますよ。

  • 目次の一部をひろうとこんな感じです。

    ○絶対の探究 - 岡山の焼鳥
    ○笑食会ふたたび - 鎌倉のきのこ
    ○幻の料理 - 向島のどぜう

    誰だって全国の旨いものにまつわるいい話だと思います。
    それが見事に裏切られました。気持ちいいほど見事です。

    うまいものを探しにいっても口に入らなかったり、
    よく耳にする料理がそもそも存在していなかったり、
    材料がなかなか手にはいらなかったり etc.
    旨いものを口にする場面が出てきません。

    ところが、私のような読者お目当てをはぐらかす話の多彩なこと。
    表紙の「鮭」も・・・・。

    旨いもの巡りをはるかに上回る行動力、知識、静かなユーモアは、本好きの好奇心を満腹にしてくれます。

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