くるいきちがい考 (ちくま文庫 な 2-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480020543

感想・レビュー・書評

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  • 狂っているかいないか、キチガイなのか普通なのかを決めるのは、それぞれの価値観から逸脱した部分が大きければ狂っているキチガイと決めつけられてしまう。平均や標準であることに縛られすぎているのではないか。
    不安を克服しない人たちが、やがて社会全体を狂わしてしまう。

  • さっくり終了。対話の形式は個人的にはちょい読みにくい。飛ばし読み泣かせ。上野千鶴子の解説が印象に残る。

  • 相対主義のすすめ。世の中あらゆることは相対的関係性でなりたっていることの入門書。絶対正しいことなんて、にゃい!

著者プロフィール

なだいなだ:1929-2013年。東京生まれ。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー。著書に『TN君の伝記』『くるいきちがい考』『心の底をのぞいたら』『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』などがある。

「2023年 『娘の学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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