- Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480022622
感想・レビュー・書評
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20年ほどまえ、TBSで夜の帯番組があった。
「笑うせーるすまん」などのアニメも放映していた。
そのコーナーのひとつに「滝田ゆうの落語劇場」も
あった、と記憶する。わたしは中学生で、そのとき
はじめて滝田さんというまんが家を知り、落語の
おもしろさを知った。
20代半ばになって、あのアニメは原作まんががある
と知り、書店でみつけて買い、むさぼるように読んだ。
落語を映像化するのはむずかしいという。しかし、
滝田さんの世界観では、見事にマッチしている。
落語好きなら、まっさらな心持ちで、読んでほしい。
きっと、あたらしい落語に出会えるはずだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古典落語を漫画化。文庫サイズなので、文字が小さいのが難。
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絵で好き嫌いが分かれそうな気もするけれど、落語の話の内容を手っ取り早く知りたい人には最適かと思います。
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裏表紙
東京下町の生活、風俗の細部までを驚異的な記憶力で再現しうる稀有な漫画家-滝田ゆう。そうした知識をもとに幼年時から楽しんできた古典落語の世界を、生き生きと漫画で再現した意欲作。「富久」「芝浜」「死神」「青菜」「付け馬」など全三十席、単行本未収録三席を加えた決定版。
この作品は一九八三年に文春文庫より刊行された「滝田ゆう落語劇場第一輯・第二輯」の二冊に、新たに三席を加えて一冊とした。 -
¥85