鬼の研究 (ちくま文庫)

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著者 : 馬場あき子
  • 筑摩書房 (1988年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480022752

鬼の研究 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 想像以上に網羅的で詳細な内容。

    買い直す。

  • 『鬼は長髪』の部分は、なかなか興味深かった。

  • 再読。古典文献や古典芸能から紐解く鬼についての考察。いわゆる、昔話や仏教の地獄に出てくるようなキャラクター化された鬼ではなく、また実は外国人や山の民が鬼に見えた的定番説などでもなく、どちらかというと女性の情念=執着や嫉妬から鬼と化するパターンについてが中心。鬼、という別の生き物ではなく、人間がある一定の何かを越えると鬼になるという感じ。天狗についての話もあり、鬼との成立過程の違いがわかりやすい。

  • 以前より読みたいと思いながら、冒頭部分が韜晦であるため、なかなか読み進めなかったのですが、読み通しました。鬼とは何かを問い、鬼の誕生、上古期、王朝期、そして中世における鬼のありようを豊かな感性で多くの文献、能などの芸術の中に追いかける興味深い書です。

  • 学生時代に趣味の一環で買っておいたものを発掘。記憶にあるより鬼の描写が怖い。
    仏教説話などに描かれた鬼はシンプルだけどそこが怖い。

  • 和図書 388.1/B12
    資料ID 2013200638

  • 大学の卒論のテーマが「鬼」だったので、締め切りに追われながら読んだ思い出。
    古代からの鬼についての考察。
    異民族や順はぬものとしての鬼や、疫病等の目に見えない脅威としての鬼など、様々な形の鬼についての研究で、学生当時はかなり参考になった。

  • なじ■
    歴史・伝説・能などの世界の「鬼」について。

    歌人の馬場あき子さんの著だけあって、
    文章や情景描写などが凄く美しくて流れるように読めました。
    他の鬼研究の本とは違って、
    鬼の心情について深く考察されているのも興味深かったです。

  • 鬼とはなんて哀しく、激しい存在なのだろう。

    学生時代、歌人である馬場あき子さんがどのような方かも知らずに、なんとなく図書館で借りて読んだのが運命の出会いでした――と大袈裟に言いたくなるほど、印象深い本でした。

  • 中古~中世史を学んでいた大学時代に、古典や民俗学にも興味があって読んでみた。
    馬場さんは二冊めなので、内容への安心感もあったのを覚えている。

    記紀の時代に始まり近世へと、日本の鬼を時代とともに追っていく。
    その存在の変容に時代の影響が表れていてとても面白かった。
    文体は平易なので、内容に興味があれば手にとって欲しい。

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