ケルトの神話: 女神と英雄と妖精と (ちくま文庫 い 16-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 715
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480023926

感想・レビュー・書評

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  • 2016/1/26
    アイルランドのことって知らないこと多いんだな。キリスト教の影響が少なかったから神話がたくさん残っているんだね。日本と共通するような神話も多く、どのように物語が伝播していったのか・・想像すると楽しい。もしもケルト人たちが文字を持っていたら、世界は変わっていたのかもしれない。

  • ク・ホリンてかっこいいですよね。
    赤枝の騎士団。



  • ちくま文庫
    井村君江 「ケルトの神話」


    アイリッシュケルトの信仰世界を示す神話の数々。国生み神話がないこと、神が地下にいることは、祖先崇拝の強さか?エグザイル精神の啓蒙か?


    初めにアイルランドに来た種族のなかで 一人だけ生き残ったトァンが鹿、猪、鷲、鮭へ転生しながら アイルランドを見てまわり、人間として生まれ戻って、アイルランドの歴史を語る話は 口伝伝承の究極


    編集意図なのか。絶対的な力の象徴としての神というより、人間に近い神の物語が多い〜おかゆ好きの神だったり、泉の水の怒りを買ったり。神話のなかに 神への畏れ、支配意識、道徳律を感じない。













































  • 物語というよりもケルトの神話や言い伝えを集めて資料としてまとめた一冊。

  • ケルトの伝承や,そのお話の中のパターンといったものを知ることができる.

  • 入門

  • ケルトの神話がたくさん書かれた本。魔槍ゲイボルグやマーリン、光の神ルーやノアなどの関係やお話が興味深いです。
    「妖精と伯爵(コバルト文庫)」読んでいる方にはお勧めかも。

  • 何年か前の夏の暑い日、たまたま池袋の本屋さんでちくま文庫の何かを物色していたとき、ふと目に入ったのがこの本だったんです。  「そういえばず~っと昔、学生時代に途中まで読んだんだよなぁ。  文庫になったんだぁ。」と記憶が蘇ってきたんだけど、とりあえずその日はスルー(笑)  で、Amazon で検索してみたら結構評判がいいじゃありませんか。  で、その翌日には再度そのお店に足を運んでお買い上げ~となったんですよね。  と・こ・ろ・が・・・・・・

    その後、本日に至るまで、恐らく7回以上この本にチャレンジしているんだけど、常に途中で挫折してきちゃったんですよね~、これが。  前半は面白いんです。  特に「ケルトの人たちってどんな人たち?」というくだりあたりまでは・・・・・。  ところが途中から何が何やらチンプンカンプンになっていっちゃうんですよ。  でね、今回ようやく読了してみて原因を考えてみたんだけど、多分 KiKi にとって読みにくい感があるのに原因は2つぐらいあるような気がするんです。  それはね・・・・・

    地図が収録されていないので地名と場所が頭に残らない(イマジネーションも湧きにくい)

    印象としてかなり断片的な書き方が多くて、興味が湧いてくると終わっちゃうような感じ。  個人的にはこの文体にもちょっとだけ違和感があったんだけど、それがどんな理由なのかはよくわからない。  多分、物語を語っている部分と研究者としての解説の境目・・・・みたいなものが判然としていない書き方が散りばめられているんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろう・・・・。

    (全文はブログにて)

  • 未読

著者プロフィール

英文学者・比較文学者。明星大学名誉教授。うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。金山町妖精美術館館長。著書に『妖精学大全』(東京書籍)、『ケルト妖精学』(筑摩書房)、『帰朝者の日本』(東京創元社、近刊予定)、訳書にW・B・イエイツ編『ケルト妖精物語』(筑摩書房)、ウィリアム・シェイクスピア『新訳 テンペスト』(レベル)、アーサー・コナン・ドイル『妖精の到来――コティングリー村の事件』(アトリエサード)ほか多数。

「2021年 『コティングリー妖精事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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