がむしゃら1500キロ―わが青春の門出 (ちくま文庫)

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著者 : 浮谷東次郎
  • 筑摩書房 (1990年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480024572

がむしゃら1500キロ―わが青春の門出 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 昭和32年の夏休み 一人の少年が、50ccのバイクに乗って、東海道を走破した。
    少年の名は浮谷東次郎。当時まだ舗装すらされていない東海道を、一人きりで何のサポートもなく、京都へ。そして、神戸、和歌山へと巡った旅の記録。
    本書を執筆した当時16歳だったとは思えないほど、その描写は活き活きとし、具体的で、そして皮肉に覚めている。

    少年の名は浮谷東次郎。レーシング・ドライバー 別名 ダイナミック東次郎。
    享年23歳 才能は、早熟で早世する。

  • カラスを飼う、14歳でドライブできる、まずその時代を感じられるところ興味深い。
    "やはり「若者にはスピードを」である。「ジジイにも若い者にもスローで」の日本国道路取りしまり法の二十五キロの制限スピードを、そっくりそのままバカ正直に守っていたのでは、「ジジイ」になってしまいそうである。"

  • 23歳で事故死した天才レーサー『鈴鹿のカラス』こと浮谷東次郎が、15歳の時に千葉から大阪までクライドラーの50CCバイクで走り抜いた旅行記である。
    私は高校生の時に東次郎のことを知り、激しい衝撃を受け、惚れ込んだ経験がある。先日、NHKドキュメンタリーで初めて彼の動画を見た。そして、思い出したのだ。迷い、悩み、自分自身を求めていたあの青春の日々に、彼の言葉がどんなに胸をうったかということを。
    アメリカ時代を書いた「俺様の宝石さ」と合わせておすすめしたい。

  • 23歳で事故死したレーサー浮谷氏の中学生の時の記録。日記や旅行記など。
    旅を通じて少年が青年になるのか、一日一日で何かを考え、大人に近づいて行く。しかし死後に日記を公開されるってのはなかなか辛いもんかもな。

  • ちくま文庫の巻末案内を見て面白そうだと図書館で借りてみました。昭和初期にこんな人が居たんだ、と言う驚きはありましたが…と言う感じでした。
    大人は子供に何を求めているのかな?と時々思います。この本を薦める人は自分の子どもが学校を中退して単身アメリカに行きたいと言ったら認めるのかな。自分の主張を曲げない子どもを目を細めてそれで良いのだよ、独立独歩の精神大いに歓迎ともろ手を挙げて賛成するのか。別にこの方の人生を否定するつもりはありませんがあまり感心はしなかったです。

    この間テレビを見ていた時、歌舞伎役者が型をきちんと見に着けてこその「型破り」なのだ、とインタビューに答えていたことを思い出しました。「型」が身に着いて居ない人間が行うと「型破り」でなく「形無し」になってしまう、とも。なるほど言い得て妙だなあと素直に頷きました。

    日本語の素養がなく、英語を詰め込んだ所で自分の思うことを母国語で語れないのであればその人の母国語は一体なんだろう?と思います。自分も体験があるからわかるのですが外国に居ると自分と言う存在意義をきちんと持っていないと流されてしまう感じが強くあります。とりあえず自由の国に来ても実際自由になるものはあまりなく、あるのは不自由な自分自身のみ、と気づかされたりするのですから。外国に行くのが目的なのではなく、何をしに行くのかが大命題なのではないか。そんなことを思ったりしました。

    ただこのまま自分の青春を費やして良いのかと言う強い焦りと何か大きなことをやり遂げたいと言うありあまる熱情のようなものは強く感じました。早すぎる死を悼みます。この方が生きていらしたらどんな社会人になったのだろうと思うと勿体ないなあと思うのです。

  • ・?? さすがに中学の時に読んだのと印象がかなり違っていた.たいした旅行記でもなく、稚拙さだけが目に付くけど、その当時は結構これでも感心して共感し、自分もその気になっていたもんだ.まぁ、この人はこの話の内容よりも生き様の方が感動を呼ぶのかもしれないけど.

  • もう一度、青春時代に戻りたくなります

  • バイクっていいな。辛いけど。

  • 1972年初出。1990年文庫化。

  • 黎明期の日本モータースポーツ界を駆け抜けたレーサー浮谷東次郎の心の軌跡!「俺様の宝石さ」とセットで読まれることをお勧めします。

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