夢野久作全集 9 (ちくま文庫 ゆ 2-9)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (669ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480026798

感想・レビュー・書評

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  • とある病院で目覚めた主人公。何故こうなったのか思い返しているうちに、もう何が正しいのか、訳がわからなくなってきます。その過程が面白いですし、昔の漢字の使い方も読んでいて面白いです。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 収録作品は「ドグラ・マグラ」!再読になるけど、初見の時みたいに、訳も分からずも興奮するみたいな気持ちの高まりは無かったなぁ・・・。雰囲気とか構造が複雑になってるところは良いけど、なんだか暗いし、回りくどいんだもんなぁ・・・。

  • なんかすっきりしないけど、ミステリーとしてまずまずよくできていると思う。精神病およびその治療への風刺、科学的興味への人体実験への批判が込められており、それは現在でも通用すると思う。

  • 「ドグラマグラ」が収録されている、というかドグラマグラのみ。
    角川版の表紙は、高校生だった私にはどうしても買えなかったので。
     
    論文とちゃかぽこが、とてもシンドイ。
    にも関わらずかれこれ3回読んだということは…。

  • おおよそ全体の半分読んだ所でストップ

    話はどうにか読めるライン。
    しかし、文章全体の長さと時代性でやはり躓いてしまったのでどこかでストーリーを把握してからまた読みなおして見ることにしたい。

    ただ精神分野を主題にした物語がこの時代で書かれていたとは思っていなかった。特に教授や、伏線として繋がりつつある「主人公と精神世界」への運動が起きるいきさつなんかの話の運び方は遠大だなと思う。

  • ドグラ・マグラ収録。

  • 2011/01/25

    2ヶ月かかってようやく読了。
    胎児の夢や、脳髄論はとても面白く読ませてもらえた。

    読むのに時間がかかったこと、
    小説自体に情報量が多いこともあってか、消化不良で判然としない。

    再読必須の書だろう。

  • 1回、いや3回は読むべき。

  • 2009/
    2009/

  • ドグラ・マグラ

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著者プロフィール

1889年福岡県に生まれ。1926年、雑誌『新青年』の懸賞小説に入選。九州を根拠に作品を発表する。「押絵の奇跡」が江戸川乱歩に激賞される。代表作「ドグラ・マグラ」「溢死体」「少女地獄」

「2018年 『あの極限の文学作品を美麗漫画で読む。―谷崎潤一郎『刺青』、夢野久作『溢死体』、太宰治『人間失格』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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