武田百合子全作品(6) 遊覧日記(ちくま文庫)

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著者 : 武田百合子
制作 : 武田 花 
  • 筑摩書房 (1993年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480026842

武田百合子全作品(6) 遊覧日記(ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2017.9月。
    遊覧。いい言葉だ。
    ぶらっと気ままに訪れた先でのことを、近過ぎず遠過ぎず愛情を持って淡々と鋭く綴る。
    粋。
    娘さんを相方にってのがまたいい。

  • 2015/11/3

  • 眼に見えて対岸から風が吹きわたってくる。土手の桜の花びらが先ず震え、枝の先が左右に揺れ上下に揺れ、一泊遅れてわっと花吹雪が起る。そのあとは風がなくても滑るように花が散って止まない。この花は、そういう具合になるように花びらがくっついているのだ。

    『隅田川』

  • 「夫が他界し、娘は成人し、独りものに戻った」武田百合子のお出かけ日記。
    自由気ままな猫のようだけど、ほんのり寂しげな雰囲気が漂う。
    花を「性器丸出し」、痴ほう症の老人を「四六時中、夢の中の人」と表現するセンス!
    最高です。

    するすると見知らぬおばあさんの家に上がってしまう話と
    京都の話が特に好きだが、一番印象的なのは
    冒頭の女中のヤエちゃんのエピソードだったりする。

  • 武田百合子は優れた観察者で、表現にモレがない。

  • 自分がおもしろいと思う、好きな場所へ出かけたくなる。

    吹っ飛ばされそうな、おもちゃの人形になったような気分になる、あの花屋敷のジェットコースターに乗りたい。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、2階開架 請求記号:914.6//Ta59

  • 愛惜してやまない小著。いくら眺めていても、掌に載せていても飽きない、そういう小物をたくさん手にいれてしまった、そういう喜びのある本である。

  • 昭和の終わりに書かれた、昭和の匂いが強く染み付いたエッセイ。浅草、上野などなどにふらりと出掛け、そこで見たもの感じたものをあるがままに綴っていく。その言葉は飾り気がなく生々しく響く。
    武田百合子の文章からは生の匂いがムンムンとします。そして生の匂いがすればするほど死を垣間見る。その感覚がなんとも面白いです。

  • 写真家である娘との共著。
    ぶらぶらと、行きたいと時に行きたい場所へ物見遊山。
    いろいろな場所へ行って、いろいろなものを見る。
    日常の延長、特別なことではないかのように。
    (じっさい、あまり特別なところへは行っていない)

    花屋敷に行ってみたくなった。

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武田百合子全作品(6) 遊覧日記(ちくま文庫)の作品紹介

出かけて行った先々での出来事を飾らない素直な言葉で綴ったエッセイ集。

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