失われた時を求めて〈9 第6篇〉逃げさる女 (ちくま文庫)

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制作 : Marcel Proust  井上 究一郎 
  • 筑摩書房 (1993年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480027290

失われた時を求めて〈9 第6篇〉逃げさる女 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 前巻のラストで主人公の家を出て行ったアルベチーヌ。前巻ではさんざんアルベチーヌを愛していないと語り、自ら軽く別れ話までしていたのに、いざ本当にアルベチーヌが出て行くと、猛烈に戻って来て欲しくなり、どんなことをしてでも戻って来て欲しい!と思う主人公。このアルベチーヌへの未練と、別れの悲しみと、アルベチーヌへの疑惑を考え出すともうどうにも止まらない。このくだりだけで250ページほどあーでもない、こーでもない、と考え続けてるんだから凄い。しかも、危うく犯罪者ギリギリの変態的な行為にまで走ってしまうほど追い詰められる主人公。ある意味今までのエピソードの中で1番キモくて面白かった。いよいよ超大作も残り1冊!

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