中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)

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著者 : 中島敦
  • 筑摩書房 (1993年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480027511

中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  定期的に読み返したくなります『中島敦全集』です。

     出会いはたぶん皆さんと同じ、国語の教科書の「山月記」です。やたらと格調が高く、難読漢字に硬質な文体など、取っ付きにくそうだと感じたのは最初だけ……。なぜかその後、するっと読めてしまいました。漢文調の独特のリズムが良かったのか……、飛躍したストーリー展開が、漫画擦れアニメ擦れした高校生の脳と親和性があったのか……。

     大人になって初めて全集を手に取ったのですが、これがまあ面白いこと面白いこと‼ 
     人間はどれだけ「自分を変えたい‼」と思っても、それは己の承認欲求の裏返しでしかないのではないか。人間は外部や他者に、自分の似姿しか求めてないのではないか。
     真の意味で「外部」と接触し「他者」と向き合うことを、我々は求めてないのかもしれません……。

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

    No.19

  • 面白いです。

  • 斗南先生・虎狩・ある生活・D市七月叙景・チビの歌 初めて読んだ。よかった。ただなんか基本伝記っぽい文が苦手かも。目が滑る

  • 大事なひとが好きだからと、それだけで読んだのだけれど、驚いた。
    こんな文を、こんな新鮮に綴ることが出来る方が居たなんて。

  • 「光と風と夢」の、特に南国の美しい風景や人の生き方が描かれていたのが印象的だった。
    改めて読んでみると、山月記の完成度にびっくりする。

  • 私の大事な本です。
    職業柄、毎年読み返します。

  • 高校時代に山月記の解釈を巡って教師と大論争したのを思い出した。物語そのものの背景に見える中島敦という人物から、この時代の教養人の気合いの様なものを改めて感じた。

  • かの「山月記」も収められている「古譚」が実に面白い。「山月記」以外の三篇は古代ペルシアに材を取っていて、怪奇・幻想小説の趣がある。「木乃伊」「文字禍」は特に印象深い。「文字禍」には実存的覚醒を思わせる場面もある。それにしても「山月記」は何度読んでも苦い作品だ。「下田の女」「ある生活」こんな女と男の掌編に惹かれるところが僕にはある。「巡査の居る風景」日本帝国主義の植民地化にある朝鮮人の内面に於ける葛藤や屈折。

  • 「弟子」を青空文庫で。
    孔子と子路の物語。二人のキャラ描写が半端ない。

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中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)の作品紹介

一条の光芒…。「光と風と夢」「古譚」「斗南先生」「虎狩」他、習作・歌稿・漢詩・訳詩を収載。

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