東のエデン (ちくま文庫)

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著者 : 杉浦日向子
  • 筑摩書房 (1993年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480027559

東のエデン (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 文明開化期の横浜を舞台にした四人の書生のお話。
    赤煉瓦倉庫の前を人力車が走って言ったり、山下埠頭に異人さんがたたずんで月を見たり、元町のハイカラな洋品店の様子・・・など、横浜の風景描写が効果的に使われている。

    せつない。
    誰もが持っている懐郷病や
    移り変わる時間の縦糸におりこまれている人達のゆらゆらした危うさや、将来を思うときの眼のくらむようなまぶしさやこわさが
    ゆったりしたコマの中から静かにあふれ出てくる。

    中でも「金時計」が素晴らしい。
    賢者の贈り物を超す「懐中時計」ものだ。

  • 収録されている「閑中忙あり」シリーズが楽しいです。明治初期の世の中を飄々と生きる書生たち。ぜひNHKあたりでドラマ化してもらいたいものです。らしゃめんの殿に対する想いがせつない。ヨーソロ ニッポン!

  • 姉が好きでこの作者の本をよく読んでいたなあと思い借りてみました。漫画だけじゃなくて文章も書かれるのかと思ったら漫画でした。ちくま文庫って漫画も収録してるんだ。初めて知りました。

    日本人の潤滑油は米だ、は面白かったです。
    昔は本当にたんぱく質はなかったんだろうなあ日本って。
    ハムレット日本版が面白かったです。

  • 杉浦日向子作品初体験なのですが
    この空気感、好きです。
    どの作品も甲乙つけがたく愛着の湧く1冊。
    赤瀬川原平さんの後書きの文章がとても的を射ています。
    「私たちの科学はいまだタイムマシンを持たぬかわりに、日向子のマンガが読めてしあわせです。」

  • タイトルに惹かれて。
    明治の日本だろうか。 

    「ここらへんは昔の横浜と変わらない」とか、当時を生きていた人のいたって普通の日常生活。

    解説者の方が『絵がうまいわけではないがそれが良い』というような事を書いていた気がするが
    味のある、ほのぼのと、すんなり入ってくる感じ。

    『グレーテルのかまど』のクリームパンの人だと気付く。

    漫画だと、歴史もの、という感じがせず、当時の風俗が知れる、というか身近に知れて面白い。

  • 久しぶりに読んだ杉浦日名子の漫画。やはり唯一無二、独特の雰囲気は今も色あせない。

    明治維新のころの若々しい、生まれたての「日本」で四人の若者が青春を謳歌する。世が世なら大名か旗本の当主であったはずの「トノサマ」本多をめぐる元らしゃめんの女中と許嫁の姫様との駆け引きも微笑ましい。トノサマは今ならディーン・フジオカのイメージデスねw
    という「閑中忙あり」は実写化希望。

  • 文明開化の音がする。江戸への郷愁を抱えたまま巨大な明治の渦に巻き込まれはじめた日本人たち。

  • 母のおすすめ。明治時代の横浜が舞台。
    いい時代だー。
    絵もストーリーもすき。
    医学生の野中くん萌え。
    らしゃめんの女の子もすてき。
    杉浦日向子さんの漫画、もっと読みたい。

  • 『閑中忙あり』をもっと読みたかった。

  • 女の人の目がいい。

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