ヨーロッパぶらりぶらり (ちくま文庫)

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著者 : 山下清
  • 筑摩書房 (1994年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480029041

ヨーロッパぶらりぶらり (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 山下清さんの素朴な絵
    素朴な感想

  • 裸の大将、山下清さんのヨーロッパ旅行記。

    ぎっちりと詰まったスケジュールの中で、観たい所をゆっくりと観られない様がつらい。
    当時の海外旅行がいかに大変であったかがよく伝わってきます。

    ただやはり、どうしても文章は読みにくいです。

  • すーぱー!

  • 山下清、初めて読んだけど、たいそう面白かった。解説の赤瀬川原平さんも書いてるけど、文章がずるずるしている。~ので、~ので、と永遠に続く感じなのだ。でも文章を続けるのはAもそうなので、低い人たち共通なのかとも思う。この本、最初は1961年発行なのだ。裸の大将を見てたからか、最近な感じだけど、ずっと前の人なんだよなー。そういえば、こういう絵は前の職場の時も見たな。やはり障害があるというのは共通点があるのか。式場先生のきっかけ?が気になる。今ネットみたら、なんと五泉市の生まれだった。だから長岡花火を見せたのか??さらに山下清本人も幼少の頃、一時新潟市に住んでいたそうだ。知らなんだ。

  • ―――ぼくはしあわせでも不しあわせでもなくて、いつもふつうだな―――

    貼絵画家で有名な山下清が初めてヨーロッパを訪れた旅行記。
    同行の式場先生との会話があたたかく面白い。
    まいにち書き留めた日記と、同行者が撮りためた写真と、自身で簡単にスケッチしたものを日本に持ち帰り、素晴らしく繊細な点描で作品にしている。
    そのいくつかが、本書にも掲載されているが、景色や建物の細かい描写は何度も何度も見返したくなる。
    人物は苦手というが、味があって私は好きだ。

    文章は、こんなにまとまっていないらしい。どうやら「」や句読点は先生があとから添削して入れているらしい。もっとずらずらだらだらと書かれた原文らしい。
    しかし、優れているのは、その表現力と発想力だ。
    自分のことを「頭のたりない」とすぐ言うところも人柄を感じて笑ってしまう。
    何にでも疑問を持ち、式場先生に質問する。返ってきた答えに納得することもあれば反論することもある。ただし、反論するときは先生に言わず、心の中で「〜とぼくは思うけど、〜となるだろうからやめとく」のような対処が子どものようで面白い。
    すごく真面目で繊細なのだと思う。

    ヨーロッパから帰って飛行機の中で日本を見て、
    「みんなぼくと同じような顔をした日本人なので、なにかきけばすぐ返事をしてくれる。(省略)どこへ行ってもひとりぼっちのような気がしない。(省略)ぼくは自分が日本語をしゃべれるのが大したことのような気がした。」
    と書いている。

    ヨーロッパに行ってとても楽しかった反面、日本に帰ってこれてよかったことがふつふつとにじみ出ている。

    山下清の素直さが旅を通じてとてもよくわかり、あたたかい読了感だった。

  • 「裸の大将」で有名な山下清さんのヨーロッパ旅行記。

    作者と引率者の式場先生とのやりとりがおもしろい。
    常識にとらわれず、感性のままに表現する作者の
    自由奔放ぶりが楽しかった。
    大人になるということは窮屈で、作者のような
    シンプルな生き方がうらやましくもある。

  • 山下清本人によるヨーロッパを中心とした海外での旅を綴った一冊です。
    ※本人が書いたというと正確ではないので補足すると「ので」「ので」と文章が続き、句読点を使うのが嫌いだったようです。そのため、読者に読みやすいよう清画伯の弟さんなど近しい方々の協力で原文を大切にしながら校正をしたそうです。

  • 山下さんは作品だけではありません。山下さんの目を通してみる世界観。新鮮さ、独特さ、諧謔さ、時に本質を射る鋭さ。いろいろ気づきのある一冊です。

  • 山下清がヨーロッパを旅行した際の旅行記。

    とにかく自由!ゲーム化できないかな。

  • とても素直な言葉が好きだと思った。

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ヨーロッパぶらりぶらり (ちくま文庫)の作品紹介

"裸の大将"の目に写ったヨーロッパとは。-ジェット機に乗って「ときどきかじを下に向けないと地球の外へとびだしやしませんか」と心配したり、ゴンドラの町にパンツのほしてあるのを見て日本をなつかしむ。「がいせん門は兵隊のくらいで大将だ」と納得。美しい細密画と訥々とした文章で綴るほのぼの紀行。

ヨーロッパぶらりぶらり (ちくま文庫)はこんな本です

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