ヴィクトリア朝空想科学小説 (ちくま文庫 か 11-3)

制作 : 風間 賢二 
  • 筑摩書房
3.17
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480029102

感想・レビュー・書評

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  • 高山宏先生の、博物学と地質学が英国を被ってゐたヴィクトリア朝と、ゲーテ『ファウスト』とMシェリー『フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス』の関係をこれで知った。筈

  • タイトルの通りヴィクトリア朝時代に書かれたSF(空想科学)小説の短編アンソロジー。
    表紙のアルベール・ロビタの作品は無いのでご注意を。
    現在読んで面白いSFを読みたいのなら、残念ながらこの本はあまりお勧めできない。あくまでヴィクトリア朝という時代性を加味し、SFの歴史の源流として位置付けることで楽しむものである。
    個人的には突飛な設定を読者にリアリティを持って飲み込んでもらうために、どのように語るかという点に着目すると面白く読めるのではないかと思った。

  • w

  • SF黎明期の短編小説を集めたアンソロジー。
    黎明期だけあって現代SFのようにジャンルとしてのキャラクターははっきりとはしておらず、現在であればホラーや幻想小説に分類されそうなものも多い。『空想科学小説』というタイトルがピッタリだ。
    著者もポー、ウェルズ、コナン・ドイルといった大御所から、知る人ぞ知るカルト作家、純文学作家……等々。ドイルというと矢張りシャーロック・ホームズではあるのだが、個人的にはSFも面白いと思う……。
    個人的には今では本国でも忘れられている作家の作品が収録されていたのが嬉しい。掘り起こされたこともさることながら、一時は人気を博しただけあって、大抵の場合、ハズレが無いからだ。

  • 短編14作品収録。

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