三文役者あなあきい伝 PART2 (ちくま文庫 と 10-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480029386

感想・レビュー・書評

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  • 読了後、いくつかの出演作を見てみる(竹中直人氏が泰ちゃんを演じる「三文役者」も見る。荻野目慶子オソルベシ)。
    殿山泰司、やはりいい役者である。新藤兼人氏に重宝がられたのがよくわかる。
    で。
    同じプロダクション所属の加藤嘉、浜村純、花沢徳衛の姿を追ったNHK特集「老優たちの日々」で、大滝秀次、浦部粂子、花沢徳衛、殿山泰司で麻雀を打っているという、まるで映画のワンシーンのような濃くて味わい深い場面を思い出すのでありました。

  • ・・・・・書きかけ・・・・・


    殿山泰司は、21年前の1989年4月30日に73歳でくたばっちまった俳優・エッセイスト・小説家。主役を食ってしまう名バイプレーヤーというだけでなく、怪優とでも呼ぶしかない他の誰も寄せつけない独自の怪しい世界を持つ俳優の系譜の中には、この殿山泰司の他に、古くは黒澤明の『野良犬』や『椿三十郎』の伊藤雄之助や、

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著者プロフィール

1915年10月17日、東京の銀座生まれ。’36年新築地劇団入団、初舞台。’42年松竹太秦撮影所入所。同年徴兵されて中国へ。戦後は’47年頃から新藤兼人脚本=吉村公三郎監督コンビ作品で売れっ子となる。’50年近代映画協会創立に参加。以後今村昌平、大島渚監督作品など数多くの作品に出演。ジャズとミステリを愛する。’89年73歳で死去。著書に『三文役者あなあきい伝』『JAMJAM日記』ほか多数。

「2018年 『殿山泰司ベスト・エッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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