世界お菓子紀行 (ちくま文庫 も 14-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 32
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480030436

感想・レビュー・書評

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  • 地域色豊かな『お菓子』なので、どれもこれも全部わぁ食べたい!とはならない系(笑。文化史寄りな印象。
    甘党云々はそうだよなぁと。
    九州男児の母方祖父と北海道出身父は両方とも昔から和洋菓子普通に好んで食べてたから、ある程度大きくなってから甘い物は女子供の~みたいな風潮があるの知って驚いたもの。
    食べ物の嗜好に性別云々謂うのが日本、それも関東付近中心というのがおもしろい。
    スイーツ男子なんてこっぱずかしいレッテル貼らなくていいから、各々言い訳せずに好きなもん食べたらええやんなー。
    そういえばスイーツって言葉、死語にならず定着しちゃいましたね。
    未だに言うのも聞くのもむずっとします。

  • お菓子はハレの食べ物であり食文化の豊かさの象徴。
    甘いものがそこまで好きじゃない著者が日本や世界のお菓子を食べ歩き、歴史や事情を考察を交えながら紹介しています。韓国のお菓子と日本のお菓子が似ていることを初めて知りました。

  • 松阪BF

  • お菓子とご飯の境界線。バクテリアは甘みに近寄る。

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著者プロフィール

1955年、熊本県水俣市に生まれる。高校在学中、アメリカ人写真家ユージン・スミスと水俣で出会い親交を深め、写真家を志す。国際基督教大学で文化人類学を学び、以後、アジアをはじめ、世界各地を歩き、写真、文章を新聞、雑誌に発表。
現在は写真家、ジャーナリスト。大正大学客員教授。早稲田大学などでも食文化を講じる。人気カレーマンガ『華麗なる食卓』(集英社、全49巻)を監修。
主な著書に、『食の冒険地図』(技術評論社)、『世界の食文化4 ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー』(農文教)、『考える胃袋』(石毛直道民族学博物館名誉教授と共著、集英社新書)、『食の文化フォーラム31 料理すること』(編、ドメス出版)、『食べもの記』『手で食べる?』『食べているのは生きものだ』(以上、福音館書店)などがある。

「2015年 『カレーライスと日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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