清水町先生 (ちくま文庫)

  • 17人登録
  • 3.29評価
    • (0)
    • (2)
    • (5)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 小沼丹
  • 筑摩書房 (1997年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480032690

清水町先生 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 2016/6/18

  • 私の気質はどうも随筆を読むに適していない。
    中途で飽きるか倦むかしてしまう。

    作者があちこちに書いた
    井伏氏についての文章を
    言ってしまえばそれだけの共通点で集めた
    本だから、同じエピソードや同じ文章が
    たくさんあらわれる。

    おかげで井伏鱒二氏については
    かなり詳しくもなったし
    意外にも氏の作品をたくさん読み知っている
    自分に驚かされもした。

    しかし そんなことよりも。

    小沼氏の書く生き生きとした井伏氏には
    同じエピソードが重なろうとも飽きない。
    文体が小沼氏のものならば
    私はいくらでも読めそうな気がする。

    そうしてさらに振り返り
    学生時代の私は 井伏氏の文体にも
    同じ感懐を抱いていたようだ。

    随筆である限り
    中身よりも それを書く人を読む。

    そんなだから
    小説ほどのめり込めないのだな。

    小説の広漠たる海に そろそろ戻ろう。

  • 「小さな手袋」とかなりかぶっているので、あまり新鮮な感じはなかった。
    井伏鱒二が読みたくなった

  • 師匠の井伏先生について小沼さんが書いた文章をまとめた本。「山椒魚」は知ってるけど?というひとには井伏鱒二ガイドになるかも。

全4件中 1 - 4件を表示

小沼丹の作品

清水町先生 (ちくま文庫)はこんな本です

ツイートする