冬物語―シェイクスピア全集〈18〉 (ちくま文庫)

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制作 : William Shakespeare  松岡 和子 
  • 筑摩書房 (2009年1月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480033185

冬物語―シェイクスピア全集〈18〉 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 読書日:2017年6月22日-6月23日.
    Original title:The Winter's Tale.
    Author:William Shakespeare.
    Regno di SiciliaとBohemiaが舞台。
    両国の王は学友で兄弟の様に育ったにも関わらず
    Sicilia王Leontesが驚く程突然に、
    王妃Hermioneと親友であるBohemia王Polixenesが不義密通を行っていると思い込んでしまいます。
    何故こう極端な考えに走ってしまったのか、読了後の今でも不思議でなりません。

    この思い込みが彼の息子Mamillius王子を死に追い込み、王妃を死に至らしめ、
    漸くLeontesは我に返ります。
    読んでいる最中に思わず、遅い!!!とつっ込んでしまいました…。
    一番の被害者は生まれたばかりの彼の娘Perdita。
    それから十六年間、姫君でありながら羊飼いの娘として育ちました。
    最終的に父母に会う事が叶うのですが、名前は改名せず物語が終わりました。
    折角両親と再会し国民からも祝福されているのに、
    いつまでも"失われた者"の意味であるPerditaは余りにもと思いました。
    彼女は兄であるMamilliusの分も長く、幸せに生きて欲しいものです。

  • 話の展開が少し唐突。
    全体的に練り込みが足りない印象。

  • ロマンス劇に分類される作品。相変わらずのご都合主義だが、今作品の特徴は擬人化された「時」によって時が16年進められる方法と、最後まで読者、観客にまで知らされないある事実のその提示の仕方にあるだろう。改めて思うのは、こんなにもご都合主義なのに、一方で読ませる作品である、時代を経ても色褪せない作品の強度はなぜ保たれているのか。要は深読みに耐えられる作品の分厚さがある。

  • 前半はまるでオセローのよう。
    後半は奇蹟。

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  • 彩の国シェークスピア舞台のテレビ放送がとても面白かったので思わず買った。

  • 嫉妬や疑念は根拠もないのにふくれ、人々を傷つけていく。過ちに気づくのは、すべて取り返しが付かなくなってしまった後。

    前半部、誰の言葉も顧みず自分の世界に閉じこもっていくレオンティーズは傲慢で、痛々しい。
    それだけに、クライマックスにおこる「奇跡」に救いを感じずにはいられない。

  • 自分のパートナーが浮気しているのかも!?!?と思ったら読んでみるといいと思います。猜疑心からは何も生まれません。

  • シチリアとボヘミアを舞台とする五幕のロマンス劇。シェイクスピアを読むこと自体相当に久々なので、他作品との比較はできず、これ単体での感想です。戯曲は苦手なのですが、すぐ読めたというあたりわりと自分好みな方かもしれない。

    荒唐無稽な話なので、リアリズムを基準にすると突っこみを入れたくなる箇所が多々あるけれども、そういうものとして読めば問題なし。シェイクスピアに頻発する道具立てや、言葉遊びが実に楽しい。舞台も見てみたいかも。白水版と比較していないので不明ながら、このちくま文庫版はかなり大胆な訳出をされているようです。

  • ロワール地方などを舞台とした作品です。

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冬物語―シェイクスピア全集〈18〉 (ちくま文庫)の作品紹介

シチリア王レオンティーズは妻のハーマイオニと親友のボヘミア王ポリクシニーズの不義を疑い嫉妬に狂う。しかし侍女ポーライナから王妃の死の知らせが届き、後悔と悲嘆にくれる。時は移り、十六年後一同は再会、驚くべき真実が明かされる。人間の再生と和解をテーマにしたシェイクスピア晩年の代表的ロマンス劇。

冬物語―シェイクスピア全集〈18〉 (ちくま文庫)はこんな本です

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