二つ枕 (ちくま文庫)

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著者 : 杉浦日向子
  • 筑摩書房 (1997年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480033345

二つ枕 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「合葬」(1984)で日本漫画家協会賞受賞、「風流江戸雀」(1988)で文藝春秋漫画賞受賞の漫画家杉浦日向子さんの「二つ枕」、1997.12発行です。舞台は吉原、客と花魁の物語です。

  • 吉原の花魁と旦那との やりとりが粋で楽しい‼

    吉原好きの私にわ、とってもすてきな漫画でした
    絵もセリフもみんなすてきです(#^.^#)

  • 小さな文庫版なのに、奥行きがとんでもなく広い、さすがの腕前。
    言葉や衣装、その他時代背景のみごとな再現性(たとえこれが虚構でも大方の読者は、この中で表現されている”江戸”に心をとろめかすだろう)。
    ゆったりとしたリズム。
    粋な人々の仕草と会話。
    それらを通して醸される、静かな間。
    布団のこすれる音が響くような、淫靡さがある。

    が、百日紅とは違い、夢うつつを行き来するような
    美しさは足りない。
    何事もなさの美学に頼りすぎて、キレが少ない。
    突出した物語もなかった。

    ここには杉浦日向子の原型のみがある、
    その意味で、3点。

  • 浮世絵漫画の決定版。時代考証とか花魁などの登場人物の考え方といい、この作者自体が江戸からタイムスリップしてきたとしか思えない。
    私は話よりも作品世界に浸っていた。

  • 姿勢。
    立居振舞。
    着物の着方。

  • 浮世絵風の絵が何しろ良かった。吉原の内部だけで、外の世界をまったくといっていいほど描いてないところもいい。郭内での出来事を、まるで変奏曲のように綴ってゆくその力量には下を巻く。
    同じ著者の江戸風俗解説本と合わせて読んでいるので、なるほどこの知識はこのシーンで生かされているなあ、と気づきながら読んでいくのが楽しい。それがほんの些細な「モノ」の描きかただったりして、杉浦日向子の江戸に対する愛は底知れない。
    彼女はほんとうに、つい最近まで生きていたのだろうか。

  • 「聞かせなんし」とか、
    「あああ おおきに酔った……」とか。
    駄目な男と花魁、という関係に涙してしまう。
    そして浮世絵ふうの、「内面の謎」を感じさせる絵柄。
    多才な作家だったんだなぁ。

  • 再読。
    「初音」「麻衣」「萩里」「雪野」(’81年9~10月「ガロ」連載)所収

  • おいらんと粋人たちのように、洒脱な会話しながらの情事、あこがれる。

  • 吉原の世界。
    興味深かった。が、この絵はちょっと疲れるなぁ。

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