地の果ての獄〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈6〉 (ちくま文庫)

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著者 : 山田風太郎
  • 筑摩書房 (1997年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480033468

地の果ての獄〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈6〉 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  荒唐無稽でちょっとありえないと思ってしまうシーンもあったが、上巻よりは展開がスピーディーで面白い。ことにミステリー仕立ての一章「西郷を撃った男」が秀逸。本作自体は明治二十年で終わっているが、二十年を経てもなお幕末から明治の動乱の傷跡は深いと思わせる。幕末維新の後日談的な要素や、登場人物の未来など、歴史好きにはいちいち感じさせられることが多いです。とりあえず、この明治物は全巻読破したい。

  • さまざまな人物の交錯する場所として監獄を舞台に設定したのは、さすがにうまい。ファンタジー的な味付けがあるのが本作の特徴。珍しく後味よし。

  • 上下分巻なので★四つだが、地の果ての獄単独では文句なくほどの五つ。
    牢屋小僧が一番心惹かれるキャラクターだ。

  • 20090623-20090626

  • 凍てつく地にある監獄に捕らわれている囚人。脱獄の計画と実行。それらを取り締まる刑吏たち。監獄赴任した上官たちの政治的思惑…。フーコーの『監獄の歴史』にあるように、ある時代の最も色濃い特色はおそらく刑罰制度および装置にあるのでしょう。風太郎のクールさ・シビアさに、読後なんともいえない気持ちになります。

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地の果ての獄〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈6〉 (ちくま文庫)の作品紹介

樺戸、空知の北海道二つの監獄を舞台に有馬四郎助をはじめ石川県令・岩村高俊、若き日の幸田露伴、山本五十六の兄・高野襄、監獄教誨師原胤昭、酔っぱらい医者・独休庵、そして加波山事件、秩父困民党の関係者たちが繰り広げる奇想天外な物語。

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