明治波濤歌〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈10〉 (ちくま文庫)

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著者 : 山田風太郎
  • 筑摩書房 (1997年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480033505

明治波濤歌〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈10〉 (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 巴里での成島柳北と川路利良、森林太郎を追って単身来日したエリス嬢、オッペケペーの川上音二郎。

  • 収録作・・・「巴里に雪のふるごとく」「築地西洋軒」「横浜オッペケペ」

    上巻よりも、やや群像劇風の印象が強かった。
    展開がめぐるましく、これでもかとばかりに(笑)著名人がたくさん登場して、サービス満点だと感心した。

    たくさんの登場人物が入り乱れ、あれやこれやとトンデモな展開が巻き起こるものの、読んでいてまったく呆れない。
    むしろ、山田風太郎とは、素晴らしいエンターテイメント作家なのだな、と驚いた。
    登場人物たちの魅力もさることながら、下巻ではその旺盛なサービス精神に魅了される。

    強烈なキャラクターを親しみのある人物として描くのが上手い。
    上巻でも私は樋口一葉のキャラクターにほれ込んでしまったが、下巻でも野口英世の描かれ方にとても惹かれた。強烈なエゴイズム、まさしく。しかし、そんな人物を魅力的な愛嬌のあるキャラクターに描く山田風太郎こそ、あっぱれである。

  • 中編集。さすがの充実度。「それからの威臨丸」「巴里に雪のふるごとく」あたりが秀逸。

  • 横浜オッペケぺにおける、野口英世の人物像が面白い。また、三遊亭夢之助の正体が最後の最後に明かされるのがイイ。

  • 20090524-20090601
    新潮文庫

  • 「築地西洋軒」を読むなら、「坊っちゃんの時代」第2部も読んでおくのをオススメ。

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巴里に雪のふるごとく川路利良、井上毅、成島柳北はフランスへ旅立った。パリを舞台に日本人女性の他殺死体の発見者ゴーギャン、容疑者ヴェルレーヌ、ルコック警部までも登場し事件は思わぬ方向へ。

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