私の東京町歩き (ちくま文庫)

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  • 筑摩書房 (1998年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480033789

私の東京町歩き (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 古本屋で見つけた98年発行の本である。原稿自体は、80年代後半のものばかりだから、実に30年前の文章である。雑誌「東京人」連載を再構成して本に綴じた。

    地方ならばいざ知らず、東京の30年前といえば、3昔も4昔も前だ。本人たちは気がついていないが、時はバブルの真っ最中。文に書かれていない処では地上げが横行し、次々に新しいビルが建っていた。だからこそ、川本は昔の面影を残すが、旧所名跡ではない気取らない下町を歩き通す。既にコンビニも牛丼吉野家もある。携帯はない、マンションもない処がある。今風に言えば「昭和」を歩く。川本の好みもあって、永井荷風や昔の日本映画で扱われた風景がいたるところに飛び出す。​私はある点で川本が嫌い​なのだが、こういう視点は親近感を覚えざるを得ない。近親憎悪の感さえ持つ。

    何と無く予感があって、この本に手が伸びた。そうしたら、年末年始の旅は、外国行きは少し難しく、地方の旅は私の好きな博物館が開いていない。結果、どうも20年ぶりの東京歩きになりそうだ。この本を持って、何処が変わり、何処が遺っているか、確かめるのも良いな、という気がしてきた。

    とりあえず行きたいのは、次の町。というか、駅周辺から歩くコース。阿佐ヶ谷、大久保、百人町、勝鬨橋、佃島、月島、人形町、門前仲町、吾妻橋、両国、浅草、三ノ輪、大関横丁、千住大橋、南千住、東向島、鐘ヶ淵、荒川、三河島、日暮里、篠崎、妙見島、鳩の街。
    2017年10月15日読了

  • (リリース:佳奈子さん)

  • 再読する

  • 2015/10/16

  • 1999年12月20日、3版、並、カバスレ、帯無し。
    2014年7月3日、仙台さくら野BF。

  • 川本三郎の文章は読みやすくてよい。しかし、山の手や下町というのはなじみがないためにいまいちぴんとこないのは残念。

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