乱歩の幻影 (ちくま文庫 え 7-5)

著者 :
制作 : 日下 三蔵 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 24
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480035059

作品紹介・あらすじ

幼い頃に見た写真によって江戸川乱歩の小説にとりつかれたように成長した女性が、夫の書棚で発見した一本のエッセイ。そのエッセイに導かれた彼女がたどりつく乱歩にまつわる衝撃の事実を描く表題作(「乱歩の幻影」)。江戸川乱歩の作品、その人柄、性向、趣味を題材とした小説、あるいは乱歩自身が登場する作品十篇を収録する乱歩ファン必読のオリジナル・アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • (収録作品)伝記小説江戸川乱歩(中島河太郎)/乱歩の幻影(島田荘司)/屋根裏の乱歩者(芦辺拓)/龍の玉(服部正)/乱歩を読みすぎた男(蘭光生)/緑青期(中井英夫)/月の下の鏡のような犯罪(竹本健治)/沼垂の女(角田喜久雄)/伊賀の散歩者(山田風太郎)/小説江戸川乱歩(高木彬光)

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著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」(49-50)で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」(88)や「神津恭介への挑戦」(91)などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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