断影大杉栄 (ちくま文庫 た 20-3)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480035479

作品紹介・あらすじ

ほんとうの自由を求めて、権威・権力と戦い、女性を愛し、ついには関東大震災直後に憲兵隊によって虐殺された大杉栄。歴史の闇に埋もれた大正アナーキストたちの中でも、ひと際、光彩を放つ大杉の激しく熱い魂へと迫る!アナキズムとはなべての支配されざる精神-と語る竹中労が渾身の力で書き下ろした未発表原稿が文庫オリジナルで登場。

感想・レビュー・書評

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  • 大杉本は全てを読む、を目標にしているが、この本は著者が著者なだけに、運動への目線から書かれている。
    むやみに伊藤野枝がでてこないところが良い。
    活動家達への評価も、他のこの時代を書いた本よりも礼賛ぽくなく多少辛口で、自身の評価ということろが出ていて信頼できる。

  • 2015/7/10

  • 思想に、動機に、行動に自由あれ!!
    大杉もすごいけど、やはり労さん
    ご存命中に出会いたかった

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著者プロフィール

1930年、東京生まれ。東京外大露文科除籍後、肉体知的労働の底辺を転々、自由なもの書きとして舞台・映像・音盤とさまざまな分野に表現を試みる。著書、『琉球共和国』『水滸伝/窮民革命のための序説』『無頼と荊冠』『逆桃源行』朝日文庫『美空ひばり』ちくま文庫『断影大杉栄』『ルポライター事始』など多数。1991年死去。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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