- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480036919
感想・レビュー・書評
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これは粋な一冊。志ん朝師匠の語り口・リズムでページを
繰ることができる。小唄端唄、和歌俳句、芝居の中から失われつつある日本の風流、言葉を再発見させてくれる。
それにしても師匠の芸は、これだけの下敷きを持っていたんだなぁと改めて感心するのだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時々 無性に 志ん朝さんの 語り が 聴きたくなる
もちろん 優れたCDが いっぱい出ているので
それを 聴くこともあるのですが
寝るときに ちょいと
というときなどには
この「ちくま文庫」の 志ん朝さんの 一連の文庫たちが 絶品
読んでいる内に 志ん朝さんの声が頭の中でかぶさってきて そのまま眠ってしまうことも しばしば
あぁ それにしても
早すぎる 逝去でしたねぇ -
志ん朝の口調の裏には日本語に対する深い愛情がある
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帯表
四季のうつろい、人の情・・・
志ん朝、“風流”を語る -
09/11/4★★★
稀代の名人志ん朝の教養の高さが覗える一冊
ラジオ収録のものを字に起こしたものらしい
季節ごとの風物詩について川柳や小噺を混ぜながら語る
意味は良く分からないものが多いけれど、志ん朝の声を脳内再生することによって読破。
志ん朝が生きていたらなぁ -
「曾我物語と芸能」で弓が扱われています
曾我物語は、曾我兄弟が蟇目矢で仇討ちします