整体入門 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 1091
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037060

感想・レビュー・書評

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  • 私のバイブルであり、原点です‼️

  • この著者である野口晴哉氏は天才的洞察力にて「体癖」を発見した方であります。
    この本は「体癖」の他、「活元運動」、「整体体操」、「愉気法」などを初心者向けに解説したものです。
    ただし、本としては文章だけでは伝わらない感じがしますので、直接指導を受けたほうがよさそうです。
    公益社団法人整体協会というところでご指導いただけるそうです。
    自分としては体癖に強く関心を持っています。巷ではエニアグラム等のタイプ論的なものが出回っていますが、「体癖」ほどの妥当性はないと思います。

    レベル:525

    やはりちゃんと勉強しておいたほうがよさそうです。

  • 姿勢をただす。病を治す。その為には整体師からの施しを受けたり、高い金を払って医者に診て貰い、薬を飲んだりするなど、外部からの刺激が必要である…。と、いつの間にか、誰に教わった訳でもなく大半の方はそう思い込んでいる。自身の持つ活力を利用し、そういった問題を乗り越えよう なんてこの本を読むまで思いつかなかった。
    世間様はなぜこういった視点を持つよう、子供達に教育をしないのだろうか。可能性に気づいてしまうと、既成の世の中がまわらなくなってしまうからだろうか?
    野口さんは、整体を通じて、世界を変えようとしている。
    彼はもはや整体師ではなく、革命家であるといえる。

  • 整体というものは、体を整えて理想的な状態に近づけるための治療というか術式というものであると僕は考えていた。もちろん大きな意味合いでは全く外れていないとは思うが、この本で紹介される野口整体はそういった単なる整体の域をはるかに超えているようだった。
    上下左右の体のバランスを特殊な体重計で測り、それによってその人の体癖と呼ばれる身体の癖を見抜き それによってその人の身体の使い方や病気へのかかりやすさ、さらには性格までがある程度は分かるという。
    身体というのは人間の精神や考え方などの乗る最も基礎的な構造であるのでそこまで言い切れるのだろう。それぞれの体癖の傾向やそれに対する対策が事細かに書かれているのでかなり良いのだが、自分の体癖は本を読むだけではほとんどわからないので少し漠然とした気分で読まなければならなくなるかもしれない。

  • 著者は野口整体を考案した創始者で、社団法人整体協会を創設された方。整体というと巷に溢れるカイロプラティックを思いついて、引っ張ったり伸ばしたりするのを想像しますが、それとは違って人間の自然治癒力を最大限に引き出す為の体操法。ちょっと胡散臭いかなと最初は思いましたが、以前に読んだ呼吸法の本の内容を思い起こしてみると、なかなか説得力のある記述も多かったです。ただ、体操の方は実際に指導を受けてみないとイメージできないかな?

  • いわゆる「野口整体」についての網羅的な本書。病気は医者に治してもらうのではないし、なにより、健康は自分でつくりあげるものですね。もっと体を大事にしなければ。

  • 海外旅行に行く時も持ってゆく本。野口晴哉の文章は読むだけで明るい姿勢になる。体癖に関しては、「キャラッ8」を読むと自分の性質が詳しく分かる。

  • 整体では、超有名な野口先生の著書。<br>
    身体の歪みが如何に深刻かがわかるばかりでなく、正常な状態のときのメリットも書かれている。<br>
    <br>
    本著では、自発的な運動により身体の歪みを修正する「活元体操」や「整体体操」、「愉気法」、その他さまざまな体操が紹介されている。<br>
    <br>
    その道のプロだけではなく、一般人も楽しめる。<br>
    出産前のつわりや出産後の身体の正し方についても書かれているため、女性にもお勧め。<br>
    あって当たり前と思われる"つわり"がなくなったら、嬉しいこと間違いなし。<br>
    出産後に、妊娠前のプロポーションに戻ったら、もっと嬉しいでしょう。<br>
    <br>
    自分のためだけではなく、周りの人のためにも一読をお勧めする。

著者プロフィール

「社団法人整体協会」創設者。1911(明治44)年東京生まれ。17歳で「自然健康保持会」を設立。整体操法制定委員会を設立し、療術界で中心的役割を果たす。しかし治療を捨て、1956(昭和31)年文部省体育局より認可を受け「社団法人整体協会」を設立し、整体法に立脚した体育的教育活動に専念する。1976(昭和51)年没。主な著書に本書のほか、『整体入門』(ちくま文庫)、『体癖1、2』『育児の本』『躾の時期』(株式会社全生社発行)等がある。

「2013年 『体癖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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