- Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480037329
感想・レビュー・書評
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三国志演義第二巻で最も活躍しているのは、曹操だ。
呂布を葬り、天下の覇権をかけて袁紹と争う。
特に目を惹くのが、曹操の寛容さ。
奇計によって曹操を死一歩手前まで追いつめた、張繍の臣「賈詡」。
火攻めによって曹操に重傷を負わせた、呂布の臣「張遼」。
袁紹軍の参謀として曹操に徹底抗戦した「許攸」などなど。
曹操は彼らの過去の遺恨を忘れて、礼をつくして接することで、信頼され味方となる。
後に彼らは、人材豊富な曹操軍にあってその名を轟かせることになる。
また、袁紹と天下分け目のを争う官渡の戦いでは、曹操の決断力を魅力的に描いている。
戦略について常に家臣が二つに割れ、優柔不断な態度しか示さない袁紹と対比されて描かれるため、曹操の果断を強烈に印象づける。
特に、曹操軍が敵に前後挟み撃ちにされ危機に陥った際は、動揺する家臣たちに向かって
「諸将はひたすら全力をふるって前進しているのだ。前面の敵を打ち破ってから方向転換して戦えばよい」と悪条件に身を置いても決して揺るがない。
曹操の人間的成長が印象的な二巻であった。 -
「借」(大学の図書館)。
今まで読まなかったことに後悔。
てか、諸葛孔明まだでないのね。
すぐに出てくると思ってました。 -
使者殺し過ぎ!
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2009/07 購入。