崩壊する映像神話 (ちくま文庫 し 19-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037497

作品紹介・あらすじ

写真や映像は真実を伝えるとは限らない。あなたがいま目にしている写真や映像にウソはないか。意図的にイメージが操作されてはいないか…。ヤラセ番組やウソ報道の手口からスクープ合戦の舞台裏、プロパガンダの実際、さらに最新デジタル画像のカラクリまでを、豊富な実例をあげながら子細に検証する。ますます情報化が進む現代社会で、騙されないための実践的メディア・リテラシーの技術。

感想・レビュー・書評

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  • 2011/12/28
    映像ってチョキチョキして印象操作できるから気を付けてねって本。知識材料としては良し。

  • 01/23 新田ブオフ ¥105

  • タイトルに偽りあり。カメラマンである著者が,自分の経験をもとに,マスコミ全体,大マスコミ,視聴者,警察,国家などを縦横無尽に批判し,しかし自分は結構正しい,あとアグネスチャンは好き,といったような本です。どこが崩壊する映像神話なのかさっぱりわかりません。

  • 写真とかビデオは事実を伝えるための有効な手段であることは間違いないが、その一方で恣意的な操作で事実を歪めることも簡単にできる、ということを改めて教えてくれる。画像そのものをいじらなくても、一部を取り出してそれらしいキャプションを付ければ、いかようにも印象操作ができてしまう。映像に対してもクリティカルシンキングを働かせないとね。無条件に受け入れてはいけない。

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著者プロフィール

新藤 健一(しんどう・けんいち)

フォトジャーナリスト。

1943年、浅草生まれ。1964年、共同通信社入社。

ニュースカメラマンとして帝銀事件・平沢貞通被告の獄中写真、韓国の朴正煕大統領暗殺事件、連合赤軍事件、ダッカでのハイジャック事件などをスクープ。写真部次長、編集委員などを経て、2003年に退職。

現在、東京工芸大学非常勤講師。

2012年3月、国連本部で開催された写真展 『3.11 ユニセフ東日本大震災報告写真展』(日本ユニセフ協会主催)のキュレーターを務める。

著書に『疑惑のアングル』(平凡社)、『写真のワナ』(情報センター出版局)、『映像のトリック』(講談社)など。


「2012年 『検証・ニコン慰安婦写真展中止事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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